今回、かなりの激戦チケットだった、ミュージカル”ハムレット”
初日に行ってきました。
初日ですので、村井国夫さんの奥様である音無紀美子さんがいらして
ましたね。やっぱり女優さんと近くで見ると綺麗。
今回、シアタークリエなんで、ロビーが狭いんですが、
初めてパンフレット購入に列をなしてました。。。。
あの、有名なハムレットを、チェコの有名なロックシンガー
ヤネック・レデツキーが、1998年に制作したミュージカルで
世界中で上演されていて、お隣韓国では、2007年初演。
昨年も上演していましたね。
今回、日本初演というわけで、悩める王子”ハムレット”を
井上芳雄くんが、熱演されてましたね。
ここからは、多少ネタバレになります。
私、芳雄くんが出演した蜷川幸雄さん演出の”ハムレット”の
ストリーを意外と覚えてまして、、、
その長い話をミュージカルで2時間で上演です。
そうそう芳雄くんの髪型、パンフレットのなんちゃって
韓流スターではなく、結構ナチュラルな感じでしたね。
冒頭、前王の弟であるクローディアスと、前王の后
ガートルードの結婚式から始まり、ここから登場人物の
紹介みたいな感じで、ホレイショ、オフィーリア、レアティーズ、
ボローニアスが登場してきます。
ハムレットとオフィーリアのラブラブなシーンから
一転前王の亡霊が出てきて、ハムレットの苦悩が始まります。
今回、逆にハムレットのストリーを知らないと理解が
難しい部分もあり、ボローニアス役の山路さんが、
ナレーション的な役割もすこし担っているのでうが、
ロック調の為、ちょっと聞きずらいかな。
涼風さん演じるガートルード王妃はやはり美しいですね。
村井さん演じるクローディアスもヒール役に徹していて
舞台を引き締めてますね。
芳雄ハムレットは、高音できかせる部分もあり、ロックな
歌もあり、、、同じメロディーの歌詞が変わっていくので、
結構耳にのこります。
今回、衣装わりとシンプルで、スタイルの良さが目立つ衣装
ですね。
圧巻は、最後のレアティーズとの決闘シーンですね。
すごいスピードで、狂気の様がだんだんでてきますからね。
エンディングでホレイショが死んだハムレットの上に
デンマークの国旗を
かけてあげて、”おやすみなさい、殿下”というシーンが
ハムレットに訪れた安らぎを表現しているんですよね。
最後、クローディアス以外は、みんな納得して安らかな
死を迎えてますからね。
ああ、でもやっぱりレアティーズを芳雄くんがやった
レアティーズと比較してしまうよね。
レアティーズがフランスから帰国すると英雄のように
国中が迎えていたんだもの、、、、
頭からっぽにして、観劇されることをオススメします。
墓地のシーンは、唯一のほっとするシーンです。