早朝の事故 | ∴EROGLOG---鬼畜・グロ・エログロblog∴

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よく来たな者ども。くつろいでゆけ。

当時俺は大型トラックの運転手で関東⇔関西の往復をしていた。
その夜は珍しく同僚とつるんで2台で走っていた。俺が前、同僚が後ろで甲府バイパスを社速厳守でのんびりと週末で盛り上がっている一般車を横目に見ながら信号待ちで停止していると、後方で物凄い衝突音が聞こえた。
同僚が慌ててトラックを降りて俺の方に走ってきて「カマ掘られた!」とわめいてきた。早朝3時くらいだったのでオイオイ勘弁してくれよ~ってな感じで、カマ掘られた同僚のトラック後方に歩いていった。
鳴りっぱなしのクラクションに男女の判別がつかない叫び声…。
俺も同僚も20代前半で血気盛んだったもんか引きずり出して説教でも喰らわしてやろうと最初は思っていた。

が、現場を見てそれどころではなくなった。
事故車はトラック後方に車体の3/4ほど潜り屋根も吹き飛んでいた。
何気に足元に視線をずらすと首やら肩やら色々な破片が…。
グチャグチャの血肉の海の中、鳴りっぱなしのクラクションに紛れて悲鳴(絶叫)が聞こえてきた。
俺は慌てて車載の工具箱から懐中電灯を持ってきてトラックの側面の隙間から、絶叫が聞こえる方向へ明かりを照らした。

そしてあまりの惨劇に絶句した…。

懐中電灯で照らした先には目玉が片方飛び出し、上唇から頭皮にかけて陥没した絶叫する女が痙攣していた。「今すぐ救急車が来るから頑張れ」と声をかけ続けていたが、耳をつんざく絶叫から苦しそうなうめき声へ、やがて荒々しい呼吸、そして沈黙…。
早朝だったので緊急車両が到着したのが20分後、その間に血肉の海の中、同僚と色々と見渡したのだが、どうやら事故車には男女4人乗車してたらしく3人が即死、唯一1人女性が顔を陥没させ泣き叫んで痙攣している状態でした。
結局、顔面陥没目玉飛び出し女性は救急隊が死亡を確認、

レッカーで潜り込んだ車とトラックを引き剥がす作業を俺達も手伝う事になり、夜明けと共に色んなものを見るハメになってしまいました。
6~7年前の9月の残暑終わりかけの時期でしたよ。

事故処理現場が日の出と共に鮮明に目の前に浮かんでくる様は地獄絵図でした。気温も高かったもんか臭いも生々しく赤、ぴんく、白、黄色、深緑の肉片があちこちに…。
かなり深く潜り込んじゃったので大型レッカーでトラックの後方を吊って、消防車のウィンチで慎重に引っ張り出す作業を1時間以上やってたね。
漏れた冷却水や油類まみれの脳みそ半分とか下の歯茎だけとか…。
当時、俺と同僚は1ヵ月くらいまともにメシが食えなかったよ。