私が愛して止まないチワワのDJはNY生まれ、育ちである。

彼の住む所はBROOKLYN, DO OR DIEのBED-STUY。

ビバリーヒルズやらチェルシーやらの金持ちの住む所とは違い、庶民派な地区なので、チワワにお目にかかる機会は少ないもの。 雑種や、ピットブル犬の犬口密度が濃い。

私は犬が大好きである。 そのせいからか、街を歩く度に男をチェックするよりも犬をチェックするのが常である。面白い事に、犬達を見るとだいたいのその地区の雰囲気やどのくらいの収入の、職種の人が住んでいるかが分かるのである。自分の愛犬を連れて公園に行く事はあっても、わざわざ雑種の愛犬をブルックリンやブロンクスからマンハッタンのSOHOやUP TOWNや、五番街に連れて行く必要性はないのは明らかである。犬を飼っている人は分かると思うが、せいぜい近所の周りを毎日の散歩の日課として犬を連れ出す事が普通である。犬は自分から『ちょっとSOHOまで散歩に。』とか『ウインドウショッピングをしに五番街へ。』とか言って単体の意志で勝手に玄関を開けて、私達、人間の様に出かける事は出来ないのである。

人間に飼われて、その人に従い、その人の指定する物事を行い愛される犬達。家賃が一ヶ月に6000ドルするとこに住み、5000ドルのフワフワの絨毯の上で微睡むことができる犬もいれば、家賃が500ドル弱の藁葺き屋根の下で寝る犬もいる。彼等の飼い主の収入と好みによって、そして運命によって彼等は生きつく所が決まるのである。

有名なアーティストや、お洒落な人が住むSohoやらグリニッチビレッジの犬達はやっぱりお洒落なのである。あまり見かけない風貌(あまり見かけない犬種)も兼ね合わせている。

優雅な人々が住むアップタウンでは毛並みのいい、きちんと手入れされた優雅な身のこなしと風貌の犬達がいる。

ゲイが多いチェルシーには心無しか歩き方が内股の気取った犬が多いような。。。

着ている者や身につけているもので人を判断する人が多いNYの人々。

私は個人的にその人の連れている犬の身につけているものやどのくらい手入れされているのか、躾けをされているのかで判断する。 犬は飼い主に良く似るという事実もそれに掛け合わせるのも忘れない。

ちなみに私の愛犬チワワのDJは気分屋の女好きのする3歳のオスである。毛並みはクリーム。真っ白でもなく黒くも茶色くもなく中間のクリーム。白人でも黒人でもラティーノでもない私のカラーは黄色。私の細長のキレ長いアジアンの目は男受けする。そして男好きの飼い主をもつ愛犬DJは女の子大好きである。

私の母国後は日本語。英語は生活するのに必要なのでその生活するのに必要なだけ喋ることが出来る。DJの母国はアメリカ合衆国NY。英語がメインであるが、私に育てられた為に日本語もできるらしい。どちらもその場に合わせて器用に使い分けるバイリンガルのDJ。我が犬ながらにちょっと鼻が高い。

『おすわり』は日本語より英語のほうがいいらしい。だから『SIT DOWN』でおすわり。
『お手』も日本語より英語のほうがいいらしい。だから『GIVE ME HIGH FIVE』でお手。
『散歩』は英語より日本語の響きがいいらしい。『チンポ』という響きににているだからだろうか。。
怒られている時には英語でも日本語でも意味が分かりスンマンセンとう顔をする。
誉められている時も同じである。どちらの言語も理解しシッポをフリフリする。

でもやっぱりアメリカ育ちだからなのか、私の日本人の友達の英語の発音では言うことを聞かないで首をかしげ、アメリカ人のヘンテコな日本語を相手にせず英語の指示を快く受け入れるウチのチワワのDJである。