先に替え歌とか
https://ameblo.jp/bitbusy/entry-12815959646.html
小さなエピソードとか
出しましたが、私が見たライジングサンロックフェスティバルを(11日だけ)、忘備録としても文章にまとめなきゃと逡巡しておりました。
ほとんどRED STAR FIELDから動いていません。予備知識不足で、記憶違いがあります。
※文体は例によって変えております
前日まで石狩地方の天気を確認していたが、突然ライジングの2日間だけ晴れの予報になり、マジか!どんだけみんなの願い強いんだよとツッコンだ。果たして当日もお釣りが来る程晴れちまって、帽子だけではなく日傘もあれば良かったかなとか悔やんだ。途中、車のサンシェードを持ちながら歩いてる人を見かけ、おお、私も車から引っぺがしてくりゃ良かったかなと思った。だって帰り車乗るの夜だし。まあいいや何でもいい経験さ。
この頃のイベントでは紙に印刷されたエリアマップを配らない。全てスマホ内で完結するから。でも私は地図が読めない種類の人間なのに地図が欲しい。ナビの案内を無視する時もあるくせに、GoogleMAPでは麻生(あさぶ)を(あそう)と案内してくれたのでツッコミながらたどり着いた。シャトルバス乗り場のある地下鉄麻生駅周辺もアレ?麻生ってこんなんだったっけ?とおのぼりさん状態だった。
おお、さすがライジング!シャトルバスがなまら半端なく運行されている。行列もなまら半端なかったけども。途中通路を横切る所でスタッフが行列を一旦区切る。そしたらまるでそこが行列の最後尾に見えなくもない。騙されちゃイケナイ本当の最後尾は遙か彼方だ。何か後ろでオヤジがスタッフにゴネてる。俺はチケット持ってんだって見せてる。うん、みんな持ってるよ、だからてめえも本当の1番後ろに並びやがれ。人の良さそうなスタッフの兄ちゃん、ガンバレ!と心の中でエールを送った。この兄ちゃんに何かご褒美をあげたい。
シャトルバスは最新式の低床式中央バス。昔嗅いだバスのにほひがしない。つり革も持ちやすいデザインと長さ。ん?つり革?席にありつけなかったのはへーきなんだけどコレ乗って何分だっけ?30分とか40分?車生活に慣れた身には恰好の体幹トレーニングだ。ジャバラ式の敷物やデカい荷物を持ち込む強者も見かけた。テント民でも駐車場ゲット出来なかったんだな。シャトルバスは片道900円。事前にコンビニで紙チケットを発行しておく(+手数料110円)。渋滞でイライラもなく快適に現地を往復出来るのでありがたい。
現地に着いた。良くここに音楽フェス会場を作ったもんだ。さすが北海道は原野を切り開き人間が住む町を作って来たんだもんな。フロンティアスピリットってやつだ。誇らしいぜ。
会場は広い。砂利の坂道を大荷物のカートを押してるテント民はいきなりの試練だ。刈り取ってそのまんま寝せてあるトラップみたいな草に足を取られる。こりゃちっちゃい子や足が悪いご高齢の方、身体にハンデのある方、日光アレルギーの人とか無理だ。フェスの運営側でもないのに色々と改善点を思いながら歩く。
リストバンドを交換して、グッズ売り場。エレファントカシマシの列に並んでる人は拍子抜けする程少なかった。黒いモンばっかり売るからさ。アスマートの関係者でもないのに改善点を思う。
先に書いたが地図がない。スマホ開くのめんどくさい。どこだRED STAR FIELDって。なして案内板にないのさ。
サンボマスター。リハーサルでお子さんの健康が一番と何度も言う。想像するにお子さん連れで無理に前に来ないで、と暗に言っているのだろう。アツく真っ直ぐで優しい。曲の予備知識はない。でもハートが伝わる。心配されたお子さんは大丈夫だったのか。ギターも上手いし何でも出来ると自画自賛するが嫌味がなくて清々しい。
ハナレグミ。なんと心地よいリズムか。このRED STAR FIELDにピッタリ馴染むではないか。てか野外ライブに溶け込む。声と音色とリズムが地球の粗熱を取ってくれるかの様だ。この音楽を聴く場所を与えられたのは、一番の収穫だった。曲の予備知識がないおかげで幸せ感が増した。
お前はステージ真ん前を狙いたいか?と問われれば、否と答える。今の私にとって、彼ら(彼)のビジュアルも演奏以外のパフォーマンスも優先順位は1番ではない。出来るだけ優先順位の高い人達にその席を譲りたい。
エレファントカシマシ。とはいえさすがの私も少しだけ前に進んだ。おお!ファイティングマン!ファーストアルバムの1曲目!良かったロッキンと変えてくれた。許す。何を?
私はね、マキシマムザホルモン観に行かないでここに居るんだからね、そのつもりで頼むぜ。だから何を?
最初っから黒いジャケットを着ているのは、やはり美学だ。途中のセトリ解説は端折る。思い出したら追記する。最後、俺たちの明日。2番の歌い始め、10代憎しみと愛云々からキーを間違えたのか高く歌ってしまって、コレ歌い直す時間ないよと心配していたが持ち直した。この曲はもう国民の愛唱歌だ。最後の方で観客が歌うのを見越してハモリを入れていた。俺とお前交互に指さす。私は行きの麻生駅で出会った、ゴネオヤジに対応したスタッフの兄ちゃんを思い、心の中で彼にこの曲を贈った。さあがんばろうぜ!フェス当日に仕事のキミに。抜けられない介護のあなたに。フェスで休み取った誰かの代わりに出てくれたあの人に。お前の力必要さと歌うファイティングマンで始まりこれで終わる。私は満たされた。
THE STREET SLIDERS
私は最初、ずうっと後ろにある牧草を四角く固めた椅子に座ってリズムを取っていた。しばらくスクリーンでステージのアップを観ていた。なんて安心して聴いてられるロックンロールなんだ。沢田研二に声似てる。そのうち少し移動してポツポツと草っ原に座る人達の辺りで踊っていた。脚がムズムズする。虫がまとわりついてるの、分かっていた。終いにゃ撮影スタッフのテントの後ろでノッていた。自分の身体から酸化した汗のにほひがする。だから虫もノリノリで刺してきた。お前もロックンロールが好きかい? THE STREET SLIDERS、ライジングに来てくれてありがとう。
さあシャトルバス乗って
麻生駅で車乗って
おうちへ帰ろう
明日はお仕事さ
来年もし来るとしたら
虫除けスプレー
日除け
忘れない
ありがとうございました。
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