さて、突然ですが、あるご報告をいたします。
エレファントカシマシ31年連続開催予定の日比谷野外大音楽堂でのコンサートですが・・・
私はかなり無理をして、最初に抽選に参加しない宣言をしてしまいました。
そして私は今回抽選に参加しないと宣言したのに、一か八か(どうせ当たらないだろうからと)一般抽選に挑戦してみたのです。その結果なんと...
当選してしまったのです!
一般抽選に外れた人達の嘆きを見て、私は絶対Twitterで当選を発表してはいけないと思いました。先行の時感じたドロドロ感情を誰もが持っているのですから。喜びと祝福のやり取りにも社交辞令ぽさを感じ「やってられねえ」と思いました。弱き者に寄り添いたいと思っていた私が弱き者になった時、独りでした。こんなドロドロ感情になったのも宮本さんのファンになり皆さんと交流したがゆえだと苦しみました。
ではなぜ今になって発表しているのかって話なんですが、それは私の中のくだらない葛藤であり生きづらさのゆえんです。
私が自己嫌悪におちいるのは、自分のキャパの狭さを感じた時です。悔しさを隠して先行の当選者にお祝いを言った時、すごく醒めた気持ちになりました。他の人もそうなんだろなと、それなら黙ってた方がカッコいいかなと・・・中にはそういう人もいるでしょう。でも私はカッコ良さを貫けない。狭い。卑屈。見栄っ張り。馬鹿。ひとことで言えば素直じゃない。
どちら様も辛い思いを抱えながら祝辞をくれるなんて無理をしないで下さい。私に罵りの言葉を寄越しても構いません。ただ、勝手ながら私の言葉の断片だけを切り貼りして広げないでいただきたいのです。
あ、単純で馬鹿なので今は全員好きです。
当選の影に涙を飲んで抽選を諦めた方々がいる。今度こそと思ったのに手に入れられなかった人がいる。私はその方々のチャンスをお借りしました。感謝してもしきれません。ありがとうございます。
こんな状況でなければ大手を振って喜んでいました。
少しづつ戻って行く日常の中で、感情表現すら以前と違う。
それも含めて「バカらしくも愛しき」
「はかなくもうるわしき」ああこの世界。
宮本さんのように達観できるだろうか?
私も愛して行こう・・・もがきながら。
「自分の弱さ知って人はきっと新しい明日を手に入れるんだろう」(ココロをノックしてくれ)