クリスマス折句

愛しきクリぼっちの為に。

折句『冬の冷たい雨と優しい光』

ふたりから独りへ
ゆびを離してしまった
のこり火のような想い
つき刺さったままのナイフ
めぐる季節もうつろに歩く
たおれそうなので杖を
いき切れしそうなので椅子を
ああ！この光罪なほど綺麗！
メリークリスマスMr.ロンリー

とおく去った者達へ贈ろう
やわらかで残酷な音楽
ささやかで貴重なプレゼント
しななくて良かったんだよ
いきてる！まだ生きてるぜ！
ひとりだから見えるものや
かんじられるものあるんだな
りゆうは無いけど光が滲む