※このネタはブラック要素が強いですので気分を害する恐れのある人はスルーして下さい。
コント『虫騒動』
運転してる男。ふと、フロントガラスに虫が止まっているのに気づく。
以下、男の独り言。
「アレ?何だこの虫!いつから付いてんだ?」
「てか、俺虫の裏側見せられんの苦手なんだよな〜」
「虫の裏側好きな奴には悪いけど〜」
「...虫の裏側好きな奴...ゾワッ...」
「ぜってー友達になれねー!」
虫を睨みつける。
「スピード上げたら落ちてくんねえかな?」
スピードを上げる。
必死にしがみつく虫。
「しぶといな!」
「虫が!虫けらが!クソが!」
フロントガラスを叩く。
ビクともしない。
「虫が!虫けらが!クソが!」
「そうだ、風の向きが変わったら落ちるかも?」
ハンドルを左右に切る。
体を左右に引っ張られながらも必死にしがみつく虫。
「うわー、しぶとい!」
「ぜってー振り切ってやるぜ!」
「そうだ、風圧で身動きが取れないのかもな?」
「風圧をいきなりゼロにしたら落ちるかも?」
走っては止まりを何度か繰り返す男。
虫の足はガラスに張り付いている。
男がふと右を見ると横の窓にも虫がいる。
「クッソー!!!」
窓を開ける。
また閉める。
虫はまだいる。
また開ける。
「てめぇバカにしてんのか!」
窓やドアを叩く男。
「振り落として鳥の餌にしてやる!」
諦めきれない男はしばらく色々やってみる。
程なくしてサイレンを鳴らしたパトカーが近づき、男はあおり運転の現行犯で逮捕された。
あおられた車のドライブレコーダーには、男が鬼の形相で怒鳴ったりドアや窓を叩く様子が記録されていたが、男は「虫が落ちないから悪い」とか意味不明な事を口走っている。
※教訓・・・運転中、虫は無視するに限る。
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