コラボ漫才『づうさんを語ろう2』









(軽快な音楽と共に左右から登場する二組)





いっちゃん「どうも〜いっちゃんで~す!」

よっちゃん「よっちゃんです!」

二人「いっちゃんよっちゃんです!」



ズィー君「ズィーです!」

ピー君「ピーです!」

二人「カーエレメンツです!よろしくお願いします!」



い「今日は私達と」

ズ「僕達の」

よ「産みの親であるづうさんが」

ピ「ブログ開設した記念日です!」

い「なので、コラボしてみました~!」



(全員、拍手)



よ「ブログ開設記念日限定企画・二組のコラボ漫才始まるよ!」

ピ「でもちょっといいですか」

い「何?」

ピ「今日、お客さん少ないじゃないですか」

ズ「確かに...座席はスッカスカだね」

ピ「こんな契約じゃなかったと思います」

い「契約なんてあった?」

ズ「もしかしてこれか?」



(1枚の紙を出す)



(ひったくり読む)

い「何何?『お客さんが少ない場合、セリフは噛み噛みでもいい。飛んでもいい』」

ズ「お前いつもじゃないか!」

い「『お客さんが少ない場合、通りすがりの人をタダで入れる』」

ズ「このパラパラ座ってるのそうなのか!」

よ「どおりで皆んなスマホいじって下向いてると思った!」

い「『何なら座席にカボチャを座らせてもいい』」

ズ「あ!空席だと思ったらカボチャが座ってる!」

ピ「(指をさす)お客さん、お客さん、カボチャ、カボチャ、ひとつおいてお客さん」

い「そこ皆んなお客さんだよ!」

ズ「何でひとつおいたんだよ!」

ピ「そこ本当に空席ですから」

よ「今のでスマホから顔あげてくれた!」

ピ「ともかく、自分、セリフ噛みます!」

い・よ・ズ「どうぞ、どうぞどうぞ!」

ピ「そう言われたらハイそうですかと噛めるもんじゃないですね~」

ズ「本当だ!今日は淀みなくしゃべってる!」

い「カボチャ相手ならかえって緊張しないかもね〜」

よ「契約なんてどうでもいいから進めよう!」

い「ドタキャンしなきゃいいだけの事だよ!」

ピ「それは自分の実力不足って事ですから~」

よ「ちょくちょくネタが新鮮だね!」

ズ「ところで今日のテーマはづうさんを語ろうです」

よ「今年も同じかい!」

ピ「づうさんのあれこれ暴露大会ですね?」

い「やっぱり謎が多い人だからね」

よ「皆んな知りたいかな?」

ピ「でもカボチャとただ見の客に話しても〜」

ズ「そこはプロならやれやー!」

ピ「プロ?」

い「いいんだよプロじゃなくても!」

ピ「本当に人間なんですか?」

よ「それ私達のネタ!」

ピ「カボタのオバケにゃんじゃないえすか?」

ズ「そこで噛むんかい!」

ピ「契約上時々噛まないと!」

い「お客さんに時々顔上げて貰わないとね〜」

ズ「噛んだ時だけ顔上げてくれるなんてかなしー!」

ピ「そう言うわけでちょっとブラックな時事ネタも入れて時々噛んで参りますね〜」

よ「何なんだこのつかみは!」

い「えーと、『漫才の内容に自信がない場合、つかみに比重を置く』って書いてある」

ズ「どこまでも契約に忠実!」

よ「いつ本題に入るのかな?」

ズ「テーマはづうさんを語ろう!」

よ「とっておきのあるよ!づうさんの震災あるある~」

ズ「なんてタイムリーでデリケートな!漫才にしていいの?」

い「ここで自粛とかしないのがいいんじゃない」

よ「断水の時、公衆トイレが地獄絵図だった件~」

ズ「いきなりすごいの来た!」

よ「どんな風に地獄絵図だったかと言うと...」

い「少しは自粛しなさいよ!」

よ「ピーがピーなのでピーとピーがピーになってた!」

ピ「呼びましたか?」

ズ「自粛だよ!」

い「各々で地獄絵図を想像して下さいね~」

よ「次、炊飯器以外でご飯を炊いた事のない人に炊き方を教えた〜」

ズ「良かった!これは安心して聞ける」

い「づうさん普段からガスと圧力鍋で無洗米炊いてるもんね!」

ピ「圧力鍋はピーピー言わないんですか?」

ズ「圧力鍋はシューシュー言うんだよ」

い「炊けたらカチッと言うんだよ」

ピ「圧力鍋って喋るんだ...」

い・よ・ズ「違ーう!」

よ「次、低い家具しか無いので何も落ちなかった~」

い「地べたを這うような暮らしが良かったんだね!」

ズ「食器も最低限しかないらしいですね?」

ピ「貧乏バンザイですね?」

い・よ・ズ「違ーう!」

よ「停電でも都会じゃないのであまり暗さが変わらなかった!」

い「信号が切れてても譲り合いで無事故だった〜」

ズ「都会のパニックがウソみたいな...」

ピ「ど田舎バンザイですね?」

い・よ・ズ「バンザ~イ!」

ピ「しょこはしゃんせいなんえすか」

ズ「そこで噛むんかい!」

い「お客さん飽きてきて顔上げないよ!」

よ「あれ?今あそこのカボチャ顔上げなかった?」

(全員、見る)

全員「コスプレかーい!」

ズ「紛らわしいんだよ!」

い「カボチャとただ見客以外にいるんだ!」

ピ「大丈夫、どんなにウケなくてもこのステージ、やり遂げます!」

ズ「プロじゃなくてもプロ意識高ッ」

よ「あの、そろそろネタ切れなんですけど〜」

ズ「終わりにしましょう!」

い「もうごちそうさま!」

ピ「そう言えばいただきますしなかった!」

い・よ・ズ「違ーう!」




い「なんだかんだ言って楽しかった!」

ズ「また記念日にコラボしましょう!」

よ「ドタキャンしないでね!」

ピ「では皆しゃん今日はありぎゃとごぜました!」

い・よ・ズ「そこで噛むんかーい!」








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