一年後、君はまだ同じ仕事をしているだろう。ご苦労様。事故なく頑張ってくれたまえ。
ところで先日の健康診断の結果なんだが、君は要治療の何がしかを抱えていて、会社から病院に行くように言われただろう。全く健康には気を使っているつもりの君が情けない話だ。でもドナーカードに「臓器を全部提供する」所にチェックしている君の、人生総仕上げの夢を叶える為には適切な治療が必要だ。
だから、一年後にはかなり改善されていると予想する。良く頑張った頑張った。これでいつでも臓器提供できる。
...いや違う！君の夢はそうじゃない。君は漫才やコントのネタを誰かに実演してもらいたいんだろう？提供したいのは臓器よりもネタなんだろう？生きてるうちにネタに新たな生命を与えられるのが見たいんだろう？
君は来週病院ヘ行き、何がしかの治療を始める。そしてお笑いのネタも治療する。きっと、うまく行くさ。だって夢なんだろう？私は見守っている。君を信じている。自分の一番の理解者、一番の主治医、一番の支援者なんだ自分とは。
ハマってる
天然のボケ
大真面目
