リアルコント『PとZU』











P「(ウ〜ウ〜ウ〜)ハイ、そこの◯◯、停まって下さい。」


ZU「(゜¿゜;)なぬ!!?」


P「ハイ、失礼します。今、一時停止の所、停止されませんでしたね。」


ZU「エーッ!止まりましたよ!(止まったし!)」


P「あれでは止まった事にならないんですよ。」


ZU「そうなんですか!(遭難ですよ!)」


P「恐れ入りますが、車を停めてこちらにお乗り下さい。」


ZU「邪魔にならない所に停めたいのですが。」


P「この辺なら車庫の前では無いので大丈夫です。」


ZU「こんな狭い道で邪魔になりませんか。」


P「私有地ではなく公道なので大丈夫です。」


ZU「本当に大丈夫でしょうか。」


P「赤色灯を付けますので大丈夫です。」


(ZUはPの後部座席に案内される)


P「今、書類を作成しますので、免許証をお出し下さい。」


(Pの書類作成に協力するZU)






(車を停めたすぐ横の車庫に軽トラが入る。そこからスキンヘッドのおじさんが降りて...)


ZU「アッ!あの人写真撮ってます!」


P「なんだ...?」


おじさん「オイ、アンタらどこでも停めていい事になってんのか?」


P「大丈夫です。赤色灯付けてますから。」


おじさん「後で身分証明書見せてもらうからな!」


ZU「ア!また撮ってます!(身を縮める)」


おじさん「本部に確認すっからな!」


P「大丈夫です。取り締まりが嫌いな人なんでしょう。」


ZU「(好きな人はいねーよ)そうですか?ア!どこかに電話しています!」


P「多分、本部にかけているんでしょう。」


ZU「写真に私も写っていたら困ります!」


P「迷惑なら言った方がいいです。」


ZU「(なるほどケーサツは言えないんだ)いえ、いいです。」


(書類作成に協力し終わり降りるZU)






ZU「(おじさんに)すみませんでした...。」


おじさん「(優しい)いやぁ、アンタはいいんだよ。スピードかい?」


ZU「一時停止がちょっと緩かったんです...。」


おじさん「(優しい)そりゃ気の毒だな。仕方ねえな。」


P「それでは気を付けてお帰り下さい。」


おじさん「ア!待て身分証明書見せろや!」


(ヘロヘロになりながら去るZU)