私は小学生の時に離農しました。

今振り返れば、生きた食育をして頂けました。
自分を育んでくれたこの大地に感謝。
感謝出来る大人になれた事に感謝。

幼少期の思い出をショートコント風に書き記します。
ただし、9割真実です。続くかもしれません。
















①食卓にて


私「(ジャリッ!)」

姉「今、ジャリッていったね。」

私「いひ(石)はいっへは(入ってた)!」

母「これに出しなさい。(紙をよこす)」

私「ぺっぺっぺ...こんなに入ってた!o(#`ω´)o 」

祖母「口ゆすいでおいで。」

祖父「そんなに騒ぐ事ねえ。」

姉「あんたよく当たるね~(笑)」

私「なんで石まで炊くのさ〜(泣)」

父「アレ〜、見たんだけどな~(笑)ごめんごめん。」

(泣く私、笑う家族。)




※解説・・・自家用の精米はテキトーなので恋しい小石(極小)入り。ちなみに母は東京暮らしが長い為ほとんど標準語。
















②家の裏にて

(首を切られた鶏が下げられてジタバタしてる)

(段々おとなしくなる)

(それを物陰から見てる幼い姉妹)




私「今日、トリだね♡!」

姉「うん、トリだね♡!」

二人「うくくく(笑)...トリだね♡!」





(そして夕食にホカホカ湯気の上がる鶏の蒸し焼きが)





※解説・・・卵を産まなくなった鶏は屠殺され食される。生涯で一番美味しかった物をあげるとしたら、この鶏の蒸し焼き。姉にはこの記憶がなく残念。















③冬の登校時

(カタ雪の田畑を突き抜けてスキーで登校する児童)

(スキーは校舎の壁に立て掛けておく)

(パウダースノーなので余り濡れない)

友人A「コークス当番だーれだ?」

友人B「◯◯ちゃーん!」

(当番はコークス小屋でコークスをバケツ一杯にする)

(それをストーブのそばに運んでおく)

(ストーブは先生が付けておいてくれる)

友人達「◯◯ちゃんの顔~キャハハハ!」

当番「笑うなや〜!」

(大概当番は鼻が黒くなる)



※解説・・・北見出身の菊地亜美さんがスキー通学していたと言い、嘘つき呼ばわりされたらしい。自分の知る世界だけが世界と思うな。