コント『転送実験G』







研究員A「博士、いよいよですね!」

博士「うむ。この日を待っておった。(目にクマがある)」

研究員A「僕、何度もえずいちゃいました。(エチケット袋を持っている)」

研究員B「俺は夢でこの場面ループだった。(冷えピタを貼っている)」

研究員C「ワタクシ正露丸を飲みました。(腹巻を巻いている)」

博士「諸君がそうだと彼等もリラックス出来ないぞ。」

研究員B「リラックス出来ないとマズイのですか?」

博士「そうだ。データにバラつきが生じるではないか」

研究員C「なるほど。では皆さん、一度深呼吸しましょう。」


(ス~ハ〜、全員で深呼吸する)




博士「...さて、よろしいですかな。」

研究員B「そんな直ぐには。」

博士「私だって点滴を打って来たんだ、我慢しなさい。」

研究員C「始めましょう。」

博士「うむ。それでは、実験を開始する。」

(実験対象物が装置にセットされる)




博士「カウントダウン...5、4、3、2、1...転送開始!(ポチッとする)」




(ウィ~イ〜イ~、装置が震え唸る)

(少しづつ音が小さくなる)

(震えと音が止む)

(転送完了の表示)


(全員でモニターを見る)







(雪原が映る)



(研究室。同じような装置。防寒着を着込んだ研究員D)

(研究員D「転送確認出来ました!」)

博士「実験は成功だ!!」

全員「オオーーッ!!(歓喜に湧く)」




(研究員D「対象物は動きません!」)

(画像が映る)

研究員A「何ですかこの白い物体は?」

博士「一瞬で凍りついた彼らに違いない。」

研究員A「白いとえずきませんね~。」

研究員B「この場面は夢で見なかった。」

研究員C「鍋が恋しくなりますね。」

博士「よし、慰労会をしよう。」

全員「ワーーッ!!(盛り上がる)」






※写真は一瞬で凍る水です



研究員A「この際どんどん転送しましょう!」

研究員B「駆除サービスを起業しましょう!」

研究員C「この装置を量産して売りましょう!」

博士「こらこら、まだ始まったばかりだぞ。」







(警報音が鳴る)



研究員D「アクシデントです!」

博士「何があった?」

研究員D「また復活した模様です!」





(全員でモニターを見る)



博士「状況を説明しろ!」

研究員D「何故かリラックスしています!」

研究員A「アー!!黒くなっている!!(えずく)」

研究員B「これは悪夢だきっとそうだ...(よろめく)」

研究員C「トイレ行って来ていいですか?(腹を押さえる)」

博士「実験は失敗だ!!」











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北海道はゴキブリに過酷な環境なので、もし本州のマッドサイエンティストが転送したらどうしようという心配をコントにしました。
何でも構いませんので感想をお待ちしております。