漫才「ワシワシ詐欺」


ボケ・ツッコミ「どうも~カーエレメンツです!」

ツ「今日は僕達も、真面目に社会問題に目を向けてみようかな?と思います。」

ボ「えっ?閉め忘れてた?(股間をキョロキョロ)」

ツ「それは社会の窓だから!って、社会の窓なんて今言わないでしょう!社会問題だよ!」

ボ「あ、無事でした社会の窓。さっきトイレ行ったから心配で。でも今日は敬老の日だから、ちょっと懐かしい言葉使いませんか?」

ツ「いいね~、ところどころに入れて行こう!そうそれで社会問題なんだけど、息子や孫をかたりお年寄りから金を巻き上げるアレの事だよ!許せないと思わないか?」

ボ「あぁ!ちょっとパサつくけど牛乳につけるとうまいお菓子みたいなやつ!」

ツ「それはオレオでしょう!もう、ナビ○コから訴えられるよ!」

ボ「おッと、こいつはすんずれいしました。オレオレ詐欺でした。最近では母さん助けて詐欺って言うみたいだけど、もう年寄りにはめんどくさいから、オレオレで行きましょう。」

ツ「お?さっそく使ったな!そうなんだよ!いまだに騙される人が後を絶たない現状を、何とかしたいと思わないか?」

ボ「あー、うちは大丈ブイ!一人称、私ですから。オレオレって言った時点で通報されます。」

ツ「ぐいぐい来るねー!でもね、明らかに息子や孫の口調と違う、と認識しながらも、パニクると判断出来なくなるんだって!ほんまかいなそーかいな!」

ボ「じゃあ、詐欺の上前はねる対策考えましょう!名付けてワシワシ詐欺!これならお菓子の会社から訴えられる事はない。どーもすいません♪」

ツ「そっちの心配かい?だいたい詐欺に対抗して詐欺ってどうよ?それにこの頃は、奴等も巧妙になって来ているんじゃあーりませんか?何でもありの手口だよ!」

ボ「だからこちらも何でもありで行きましょう。金を請求する全ての電話は、海外の有料サイトにつながるシステムにするのは?奴等の鼻から指ィ突っ込んで奥歯ガタガタ言わす程、秒単位で万単位の通話料が発生します。」

ツ「なるへそ!逆に巻き上げるのか?訪問して来る場合はどうするの?うまい事言ってカードを持って行かれたり、外で待ち合わせて、代理人や友人を名乗る奴に渡しちゃう場合は?」

ボ「ここであったが百年目!玄関で迎えるのは、五人の似通った年寄りです。待ち合わせも同様です。さて本人は誰でしょう?カードも足がつかないのはどれでしょう?名付けて、ドレドレ詐欺!」

ツ「なんか、もう詐欺の方で身の危険を感じてると思うけど....」



(プルルプルル....)

ボ「あ、電話だ。(出る)はい、もしもし婆ちゃんどうしたの?声変だね風邪引いたの?えっ!ガチョーン!本当?分かった!すぐ振り込むから!(切る)....ゴメン、婆ちゃんが詐欺にあって大変なので、ちょっとATM行って来る。」

ツ「騙されてんじゃないか!だめだこりゃ!」