「来るべき日」をついに迎え、終了しました。
僕は結局GPと初日1しか観れませんでしたが、最後まで満員御礼で、公演は大成功だったようです。
もはや他人事のようながら、我がことのように嬉しいです。
第1章の時にちゃんと参加出来なかったので、今度こそはガッツリ、と思っていたのですが、諸般の事情で適いませんでした。
ですが、僕が最初に書いた原案とキャラクター設定はしっかり踏襲して頂いていて嬉しかったです。
でもこの作品はやはりまつだ監督の世界観になっていたと思います。前作にあったギャグの部分もなくなり、徹頭徹尾重厚な展開でした。
よく練られたシナリオ、役者さんたちの熱演、前回より多く激しい殺陣…どれも前作よりパワーアップしていました。
一言で言うと「いい舞台」になっていたと思います。
出演俳優のみなさん、スタッフの皆さん、関係者各位、これまで本当にお疲れ様でした!
後は(原作書としてではなくイチ観劇者としての)雑感を少し。
主役「鬼切姫」のキャラクターが定まらず、「主役」に成りきれていなかった。
演じる新川さん自身の魅力であり、役の魅力ではなかった気がする。
視点がバラバラで感情移入しずらい。特に両主役(アイとシバ)に感情移入しずらい。
…といったところでしょうか。
今度こそ…いつかしっかり自分で演出までガッツリしてみたいと改めて思いました。