中国は「中秋節」という国民の休日に入りました(中国ではふだん祭日などの休日がない分、春、秋に長めの休暇をとる)。
今日は「ドラゴンフォース」の中国での試写会でした。
上映されたのは全長版、3Dですが、日本語吹替(中文字幕)のままです。
終始和やかな雰囲気で行われた日本でのそれと違い(まあ、日本でのは試写会というよりイベントでしたが)上映終了後、激しい激論が交わされました。
殆どヒヤリング出来ませんでしたが
曰く
「3Dの効果がない」
「ストーリーがわかりにくい」
「展開が早すぎる」
etc… etc…
CG作画に関しては絶賛の声しかなかったですが…
何より気になった意見は
「セリフが難しい」
「子供向けではない」
「アニメ映画は子供しか見ない」
といった意見。
尤もです。
詳しくは公式HPの連載コラムに書いてますが(読んでね!)、中国ではまだアニメは子供が観るもの!という固定概念から1歩も抜けていない。
そんな閉塞感から1歩でも抜け出たい!と思って創った作品ですから。
セリフなどは日本の視聴者から見れば(聞けば)簡単すぎる感もあるんですが。
3Dも僕の目には充分飛び出して見えたのですが、トミー・ウォン(「ドラゴンフォース監督)は3D映像の作り直しを決意したようです。
その後3度目の「スター・トレック イントゥ・ダークネス」を原語版中文字幕で観ました。
前記事で書いたスポックの「カーーーーーーーーク!」という叫びが「カーーーーーーーーン(中国語)」と訳してある。
なるほど、というか、そういう事!?原語はどっちとも聴こえるけど「ン」が正しいんだろうなぁ、残念。
他にもいくつか勘違い(脳内補完)していたシーンがありました、
でもやっぱり何度見ても面白かった。
キャロル・マーカスがどんどん好きになっていく…
そして
トミー・ウォンの演出センスはJ・Jエイブラムスのそれと凄く似ていると感じました。
僕と同年代のエイブラムスより10歳若いトミー・ウォン。
エイブラムスと比べても彼に足らないのは経験量だけだと思います。
10年後が楽しみです!俺もついて行かなくちゃ!
因みに日本でエイブラムスに匹敵する監督はアベ・ユーイチ監督だと思います。
ご本人は否定されてますが。
先日のイベントにも円谷プロの渋谷プロデューサー共々、来て頂き、絶賛して頂きました。
いつか(近い将来)共闘したいです!!!
またいくつか、画面写を載せつつ、キャラ紹介を…
常にみんな微妙に動いています。
表情もかなり自然に、繊細に変わります。
映画「CH」で「最新技術」と言ってる(笑)ツールをふんだんに使いリアルに表現しつつ
実写にしない、ところがポイント。
主人公 焔(ほむら) 声:小野友樹
熱血、猪突猛進、途中死亡フラグも。
ヒロイン マギー 声:山口立花子
僕が理想とするツンツンキャラ。
ヒロイン2 小雪(さゆき) 声:貴島綾子
長官の娘、というベタな設定(笑)
CGキャラとしては世界一可愛いと思う(私見)
映画CHのナミより…(うるさい!)
ウインド 声:諏訪部順一
何もかも青い(笑)クールキャラ。
日本というか韓流イケメンぽく作ったキャラ。行動もイケメンです。
ブルーノ 声:中村悠一
テレビ版ではヒゲズラでもゲーハーでもなかったんですが。
こっちの方がお気に入りです。軍人崩れだし。
イケ声です。
アストロ 声:福山潤
日本風少年キャラに作ったつもり。福山さんは「そろそろ少年の役は」…とおっしゃてましたが、はまり役です。
伊東長官 声:関智一
いわゆる長官。あまり最近日本のアニメや特撮で見ない長官。
長官らしく?ダイモスの長官やゴッドシグマの博士のように…
李副長官 声:渡洋史
テレビでは全然違う顔でしたが、渡さんそっくりに(笑)
映画では憎まれ役。
長官が居れば、当然ハカセも。アーマーやロボを作り、ギャグメーカーもこなす、昔ながらのハカセ。
この人もテレビとは全然違う顔に。
声は「タイヤキンQ」のおじさん(監督)役だった杉野さん。
こういうオリエンタルな(?)シーンもあります。
これから場面写なども紹介していきます。
あ!いちばん肝心な事を書き忘れたた!
「ドラゴンフォース」日本での正式公開は
11月9日より!
渋谷オーディトリウムを皮切りに順次公開!との事。
観に来てね!
絶対!!