岡田くん、本当におめでとう。

本当によかったね。

デビューの時に坂本くんに演技を教えてもらって(笑)二十歳になったらV6を辞めて、歴史の先生になろうと思ってた岡田くん。

その時に木更津キャッツアイに出逢って。

それからの役者人生、きっと私の知らない大変なこともあって。

でも、いろんな素敵な役者さんたちにも出会ったんだと思う。

いつも言ってた「君は役者に向いてるから、続けなさい」という言葉は緒形拳さんの言葉だったんだね。

V6ファンとして、役者・岡田准一ばかり囃し立てられて、正直誇らしい気持ちだけでここまで来たわけじゃない。

でも、SPや軍師官兵衛での役作りの思い入れを聴いて、あぁ、これが本当に岡田くんのやりたいことなんだって思った。

それは決して自分のためだけじゃない、日本映画界とかもっともっと広い先の世界のことを見据えてて。

いつの間にか素直に応援したいと思ってたし、尊敬してた。

それはV6でも役者でもない1人の人間として。

声優さんの時でも思うけど、たぶん演技とか優劣をつけるものじゃないと思ってて。

ただその人個人の趣味だったり、心を動かされたかどうかで、絶対的なものではなくて、いいと思う人がたくさんいても、悪いと思う人が0ではないと思ってる。

今回、優秀賞を受賞するって決まってから、後れ馳せながら永遠の0を観ました。

戦争ものだし、なんだか食指がすすまなくて劇場公開中はいくら大ヒットと言われても観に行く気になれなかった。

でも、この機会だから観てみようと思って観てみたら。

うまく表現できないけど、心を掴まれた。

想いが伝わってきて、家族が大切で大切で守りたくて、でも目の前で死んでいく教え子に何もできなかった自分がもどかしくて、最後にあの選択をして。

気が付けば残りの30分くらいはずっと号泣してた。

なんだろう、普段私が言ういい作品とかいうジャンルとはちょっと違う気がするんだけど、それでもずっと残してもらいたい、語彙がないからこの言葉しかないけど“いい作品”だったと思う。

それと同時に、こんな作品に関われる岡田くんってすごいな、頑張ってきたんだなと誇らしく思った。

それで、賞とかの話に戻ると、じゃあなんで作品に賞を与えるのかって考えたら、業界の人側は色々あるのかもしれないけど、

観る側としては、すごいね、頑張ったね、おめでとう、って言える機会なんじゃないかなって。

優劣をつけるものではないから、おめでとうって言える機会がなくて。

だから、岡田くんが頑張った作品で、私が心を掴まれた作品で、

「岡田くんおめでとう」

って言えることが本当に嬉しい。

そして、岡田くんが出ているという理由でいろんなジャンルの作品に出会えて、いろんな世界に連れていってくれること、本当に感謝してます、ありがとう。

これからもいろんな世界に連れていってください。

そしてまた、おめでとうとありがとうを言わせてくださいね(*^▽^*)

岡田くん、

日本アカデミー賞

話題賞

最優秀助演男優賞

最優秀主演男優賞

最優秀作品賞

受賞、本当におめでとうございます(*≧∀≦*)