昨日は、龍馬伝で以蔵が討ち首、武市先生が切腹になってしまいましたね…。

それを観た私は例の如く眠れず、今も一睡もしてないんですが

The Time Walkersの岡田以蔵を聴きました。

これは、小野D一人による朗読で、現代に生きる人間が

時の散歩者と偶然により意識が歴史上の人物、今回は岡田以蔵の体に入り込み、

その人物として生きるっていうものなんです。

現代の人間も岡田以蔵も楽しい生活を送ってるっていうわけじゃないので、

小野Dの朗読と演技のおかげですごく重たいものが心に染み入ってくる感覚になります。

それで、やっぱり私としては

IZOの剛くん、龍馬伝の健くん、そして今回の小野Dの3人の以蔵を知ってるので、

思ったことを書きたいんですが、

やっぱり書き手、登場人物によってこんなにも印象って違うんだなって思いました。

どれにも武市先生は出てくるのですが、

IZOにはおみつちゃんが出てるし、田中新兵衛は今回にも出てる。

やっぱりどれも現代人の解釈でストーリーを膨らませてるから、事実ってなると文献とかあたらないとわからないんですけど、

どれも全然違う。

まぁ、文献を読んでも真実は結局当人もしくは神っていう存在を信じるなら神しかわからないんですけどね。

事実と真実は完全なイコールではないですから。

そういう意味で考えた時の以蔵の印象って、

剛くんは、恋愛感情に似た武市先生への想い、

健くんは、1人ずつの人間としての絆、

小野Dは、信じてたのに裏切られた哀しみ

なんですよ。

どれも3つの印象は感じるんですけど、強弱の問題で。

だから歴史だったり歴史モノっておもしろいと思うんですね、解釈によって変わるから。

まぁ、勉強してた頃は暗記に苦しめられたので全然そんなこと思う余裕なんてなかったですけど(笑)

そんな小野Dの以蔵。

すごく物悲しい感じが伝わってきて、

どうしたらいいのか、どうすることもできないのか…っていうのが伝わってきました。

あと、すごくよかったんですけど、

よかったのともっと出来事を知っているので、

その他の出来事についての小野以蔵の表現を聴きたかったかな、と。

なんだかすごく短く感じたので、CD2枚組にしてじっくり聴きたかったと思いました。

やっぱり小野Dの甘いCDも好きだけど、朗読もすごく好きって思ったCDでした。

みなさんも興味を持ったらぜひ聴いてみてください!





それで、このシリーズに興味を持ったんでAmaz〇nで調べてみたら、アーティストのところが、

坂本龍馬→三原色(三木さん)

真田幸村→イタリア(浪川さん)

になってた(笑)

まさかの色様と国がきた(笑)