実家に帰っていたとき。私は最大級の眠気に襲われ、もう動けない程だった。母に事情を話し、寝室で眠らせてもらった。
1時間程、ぐっすり寝て爽快な気分で居間に登場する私。そこでは、母が家事の傍ら、再放送の二時間サスペンスを付けていた。
いや、サスペンスのはずだ。時間的…には。
主人公と助手の女性、後輩の男性が後ろに映っていたからだ。しかし、その時のメインは彼ら3人ではなかった。
……ミドリムシ……?
そして、ミドリムシを見てにんまりとする主人公。どうやら、事件の謎が解けたらしい。
何の話なんだぁ!?
好奇心を掻き立てられた私はすばやく新聞を手に取る。そこに載っていた番組名は…
信州サスペンス・昆虫巡査向坊一美の事件日誌
昆虫巡査って何なんだ!?そして、ストーリーが進むとさっきの虫の生息地について主人公が自慢気に語っている。どうやら、最大の謎解きポイントだったらしい。
そして、助手の女性が主人公のことをこう呼んで事件は幕を閉じた。
「兄さんは、森の番人なんだから!」
私のこの番組に対する謎解きはまったく行われずに番組は幕を閉じた。
1時間程、ぐっすり寝て爽快な気分で居間に登場する私。そこでは、母が家事の傍ら、再放送の二時間サスペンスを付けていた。
いや、サスペンスのはずだ。時間的…には。
主人公と助手の女性、後輩の男性が後ろに映っていたからだ。しかし、その時のメインは彼ら3人ではなかった。
……ミドリムシ……?
そして、ミドリムシを見てにんまりとする主人公。どうやら、事件の謎が解けたらしい。
何の話なんだぁ!?

信州サスペンス・昆虫巡査向坊一美の事件日誌
昆虫巡査って何なんだ!?そして、ストーリーが進むとさっきの虫の生息地について主人公が自慢気に語っている。どうやら、最大の謎解きポイントだったらしい。
そして、助手の女性が主人公のことをこう呼んで事件は幕を閉じた。
「兄さんは、森の番人なんだから!」
私のこの番組に対する謎解きはまったく行われずに番組は幕を閉じた。