Attract-Modeはいわゆるエミュレーター用ランチャーです。
MAME以外のエミュレーターにも対応しています。
Attract-Mode
このランチャーのすごいところは自分好みにカスタマイズできる点。
さらにオープンソースかつマルチプラットフォーム(Windows、Mac、Linux等)対応ときたもんだ。
「暇になったら試してみよう」と何年も触らずにいたことを後悔しました…。
Squirrelなるスクリプト言語(Luaみたいな感じ)を使うことでレイアウトだけでなくイベント管理されたアニメーションまで作成できます。ちょっと触った感じでも相当強力で何でも作れそうな感触。
カスタマイズのためのドキュメントはこちら
http://attractmode.org/docs/Layouts.html
【Attract-Modeのインストール】
最新バイナリをダウンロードしてインストールしたい場所に解凍します。
attract.exeをダブルクリックするとAttract-Modeが起動します。
attract.exeのショートカットを自分の好きなところに作成します。
【Attract-Modeのセットアップ】
マルチ言語対応になっていますが、日本語訳の精度は低いので英語のまま使った方が良さそう。
[TAB]キーで「Configure」メニューが表示されます。
[Esc]キーでメニューをキャンセルします。MAMEと同じ要領です。
【エミュレーター(MAME)の登録】
・Configure
「Emulators」を選択して[Enter]。
「Add Emulator」を選択して[Enter]。
・EMULATOR NAME
登録するエミュレーター名を入力します。判別しやすい名前なら何でもよいです。
例:MAME
・SELECT TEMPLATE TO USE FOR EMULATOR SETTINGS
「MAME」を選択して[Enter]。
・Edit Emulator
MAMEの保存場所などを設定します。
例)
Executable:mame64.exe
Working Directory:[使用するmame64.exeの格納場所]
Rom Path(s):[ROMの保存場所、;で複数指定可能]
Info Source/Scraper:listxml
snap:[snap画像の保存場所]
title:[title画像の保存場所]
flyer:[flyer画像の保存場所]
marquee:[marquee画像の保存場所]
必要項目を埋めたら「Generate Collection/Rom List」を選択して[Enter]。
これでAttract-Mode用のMAMEロムリストが作成されます。
【表示の選択】
・Configure
「Displays」を選択して[Enter]。
・Configure / Displays
先ほど作成した「MAME」を選択して[Enter]。
・Display Edit
「Layout」を変更して設定画面を抜けてください。
「Layout」の内容はAttract-ModeのForumからThemeをダウンロードしてAttract-Modeの「Layout」ディレクトリーにセットすると増やすことができます。自作する場合も同じ要領です。
ついでにここにある「Filter」機能はめちゃくちゃ便利です。
私はGame Stationが気に入ったのでレイアウトやアニメーションを自分好みにカスタマイズしてみました。メインのランチャーとして使うかどうかはまだ検討中ですが、とりあえずフィルターやタグを使ってリストボックスのカスタマイズを楽しんでいます。
変更点:
・レイアウト調整。ロゴ、フライヤー、マーキーは管理が面倒なので削除。ジャンルはlixstxmlからの生成だと意味がないので削除。
・フライヤー表示を捨てた代わりにリストボックスを出しっぱなしに仕様変更。
・スナップ画像のアニメーションを強化。リストボックス変更時にまずタイトル画像が表示され、0.5秒後にクロスフェードでスナップ画像に表示が変わるように仕様変更。
・Favouriteフラグ、Tag等の状態を表示。
近いうちにBGMを追加したい。
私にとってゲーセンBGMと言えば…UFOキャッチャーから延々と流れてくるソニックのBGMをランダムに流す感じか。Star Light Zoneの垂れ流しいいよね。