何の予定もない(なくもないがする気になれない)3連休ということでPS4コントローラー(DUALSHOCK 4)のアナログスティック乗っ取り用アンプを作成した。

 

 

 

【なぜアンプが必要なのか?】

三和電子のアーケード用アナログジョイスティックレバーをそのまま接続しても可変抵抗をフルに開閉できない環境であるためデュアルショック4の求める0〜3.2Vの電圧幅を作り出すことができない。このコントローラーに3.2Vを流して取り出せるのは精々1.4V〜1.8Vの電圧幅。センターも微妙にズレている。

これではまともにゲーム操作を行うことができないため(PC環境ならソフト側で対処できなくもない)1.6Vを中心とした0V〜3.2Vの電圧幅に近いところにまで増幅する必要がある。

 

 

【おまけ】

私の環境はセガ製中古筐体からの取り外しなため三和電子製のアンプは付属していなかった。(セガ製のアンプボードは所有しているが倉庫から探し出す手間が自作する手間を上回る)

JLK-GF2-AT付属のアンプボードがある場合は搭載されているLMC662(動作電圧5V〜15V)をLMC6482(動作電圧3V、5V、15V)のような3V以下で動作するものに取り替えると幸せになれるかもしれない。

※私は写真を眺めた感覚でそう思ったまでで回路は詳しく追っていません。

※オペアンプの取替は自分自身で回路をよく眺めて考えて「いける」と思えたら試してみてください。

※LMC6482への差替で動作したとの報告をいただきました。

 

 

【回路図】

オペアンプ(LMC6482)を使った基本の増幅回路にセンター調整と感度調整ができるようにアレンジして作ってみた。

R2でオフセット調整(センター合わせ)、R5で出力幅(感度)調整することを想定している。

内容は1軸分。LMC6482なら1チップで2軸、4回路入りのLMC6484を使えば1チップで4軸まで増幅可能。各抵抗の値は接続する環境に合わせて算出、別途ノイズ対策も必要になる。

 

 

 

【動作検証】

調整を重ねた結果、若干ブレ(ノイズ)が残っているものの想定通りの出力が確認ができた。センター合わせと感度調整も問題なく機能する。

私の環境で実際に出力される電圧幅は0.1V〜2.8V後半。

精度的に0.4V〜2.8V程度出せればゲームに支障はないようだ。

 

 

ノイズについては後日調整予定。ジャンクとして買ったデュアルショック4は入手時からアナログ軸ニュートラル時でも入力ブレが見られた(ゲームプレイに支障は出なかった)ので乗っ取り元にも原因があるかもしれない。PS4発売時に買ったDUALSHOCK 4(2台)はそういうブレが全くないんだよね。

今後も調整は進めていくつもりだが私の目的であるスペースハリアーのプレイにおいては何の支障もない域にまで達することができたためこのまま放置してしまうかもしれない。

 

 

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