iCloudを上手に使う(4)~iOSデバイスを参加させる(2)~ | 沖縄に猫とダーツと林檎を連れて移住しました

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2011年、単身沖縄に移住してきたナイチャーの日々とか考えとか。

さて、前回1台目のiOSデバイスをiCloudに参加させました。ですが、1台のiOSデバイスを参加させただけではあんまり面白くありません。

ということで、今回は2台目以降のiOSデバイスをiClouにぶら下げて(参加させて)みましょう。ここでは、iPhoneが接続済みのiCloudにiPad2を参加させるというシナリオでいきます。

前提として。

1) iPhoneとiPad2の所有者は一緒→2つのデバイスで同一iCloud IDを使ってサインイン
2) 連絡先、カレンダー、フォトストリームは2台で同期させたい
3) iCloudに入っている連絡先にないデータもiPad2にはあるし、同一の連絡先もある。
4) iCloudに入っているカレンダーにないデータもiPad2にはあるし、同一のカレンダーもある。

ということにします。

設定などは2台目以降も同じです。が、ここで重要なのはiCloud接続時にいったん連絡先情報などを「iCloudと結合」することです。

2台めを接続した瞬間、重複した連絡先が大量発生するかもしれません。とりあえずこれはあきらめて、重複したデータを削除して整理しましょう。整理はWebサイト:iCloud.comの連絡先からやるのが良いと思います。iCloudをマスターとして認識する意味でも。

全て完了したら、iPhone/iPad2どちらでもいいので連絡先を新規作成してみましょう。ほどなくもう片方のデバイスでも、iCloud.comでも同じ連絡先が増えているはずです。逆にどこかで連絡先を削除しても同様にもう片方のデバイスでも、iCloud.comでも削除されます。

これがiCloudの仕様で、最も新しい状態に全体が同期されるということです。

連絡先ができたら、カレンダーも同期してみましょう。やることはほとんど一緒です。

次にフォトストリーム。iCloudでフォトストリームをオンにすると、「写真」アプリに「フォトストリーム」フォルダが追加されます。が、iCloudに参加した時点ではフォトストリームフォルダは空っぽです。

フォトストリームでは、iCloud参加後にiOSデバイスで撮影した写真が同期されるので、それまでカメラロールに入っていた写真は対象外です。どちらかのiOSデバイスで写真を撮ればもう片方のデバイスにも同じ写真が現れます。

これで、iOSデバイス2台以上のiCloud経由での同期ができるようになりました。設定したばかりではあんまり面白くないでしょうが、徐々に便利さが身にしみてくるはずです。

忘れた頃に「おおっ!」とちょっぴり感動する。iCloudってそんな感じです。