先日 焼いたパンは、ドイツのシュトーレンでしたが、言うなれば今日のは シュトーレンのイタリアver.です。
パネトーネとは、大きなパンという意味だそう。
もうひとつ、アントーニオ(愛称トーニ)という職人が 愛する人に焼いたパンだから という説もあるらしいです。
トーニのパンという意味で、パーネディトーニ(pane di toni)が訛って、パネトーネと呼ぶようになったんだって。
トーニは寒い寒いこの時期に、愛する人を思ってパンを焼いたのかな^^
なんか、こんなクリスマスのエピソードは、心があったかくなりますね
今日の作り方は中種法といって、生地の一部を先に捏ねるという方法。
この作り方の利点は、発酵時間が長くなるため柔らかくなり 硬化が遅く、ボリュームも増すこと。
だけども 作る時間が長くかかり、発酵時間が長いために小麦の風味が落ちるという欠点もあります。
材料としては ブリオッシュの生地にドライフルーツを混ぜ込んで焼くものです。
本場イタリアでは、パネトーネ酵母を使って作るようですが、イタリア国外には酵母が流出していないようなので、生イーストで代用です。
シュトーレンと一緒で、本物はクリスマス1ヶ月前に焼き上げるらしく、すごいものになると賞味期限が6ヶ月もあるという!!
絶妙な水分コントロールなどが寄与してるんでしょうね。
明日の朝食で いただきま~す♪