「この宇宙のどこかで」を観ました。どこにでも居そうな平凡な女子大学生の日常にいきなり変化が現れた顛末を描いた映画です。何の変哲のない日常に非日常的な出来事が入り込み主人公の人生にちょっと波風を立てるといったストーリーです。
東京の大学に入学するため地方から出てきた一人の女の子(主人公の風貌は女の子というのが似合っている感じです)が東京駅前に立つ姿から映画は始まります。初めての東京での生活い期待が一杯といったところです。
主人公役の女性のどことなくほんわかさせる風貌に好感が持てます。可愛らしい。
友達も出来ず昼ご飯は一人で食べてます。上野動物園で念願の?ゴリラを見に行くシーンは面白い。肝心のゴリラは早々と小屋に引っ込んでしまって見られず、ゴリラの銅像と写真を撮る花子。そう主人公の名前は花子。
ある日新興宗教の勧誘に二人の男女が訪れます。ここから話は急展開していきます。
この二人と入れ替えのように家出してきた妹が来る。
この辺りの演出は面白いです。
アパートに妹だけの時、大学で花子に片想いしている男子学生がアパートのドアに手紙を挟み込もうとしている。再訪問したこの前の新興宗教の男女が出くわし男子学生を失神させてしまう。
失神した男子学生がベッドに寝かされ新興宗教の勧誘男女が部屋に居る所に花子が帰ってくる。
何故か皆で鍋を囲むことに。
このことをきっかけに花子や新興宗教の二人にも大きな変化が・・・。
軽い短編小説とか漫画とかを読むような感じの映画。こういうの好きです。