音楽喫茶「美写楽」にようこそ。

 

素敵な音楽を聴きながら、主人の独り言に付き合ってやって下さい。

 

 

今日は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を聴いているようです。

 

「クラシックを永い間聴いてきて最後の砦というか、なかなか聴けないのがオペラ。理由は簡単で『阿鼻叫喚のような太った男女の叫びに耐えられない』ということ。ワーグナーなんかとんでもないという感じだった。」

 

「それでもお気に入りのオペラはあって、ヴェルディの『アイーダ』。阿鼻叫喚の度合いが低く、オーケストラの神秘感や迫力のある響きに圧倒される。」

 

「つい最近、その面白さに開眼したのが”フィガロの結婚”です。ベームとウィーンフィルのビデオ版を観て、『なんだ、この話は。まるで喜劇じゃないか』。もちろん元々喜劇なのですが、やっぱり何を歌っているのか分かると分からないじゃ、いくらモーツァルトでもその面白さは伝わらないもんです。」

 

「今ではちょっとした時間にBGM的に流している位のお気に入りです。この勢いで『魔笛』や『ドン・ジョバンニ』にも手を伸ばしているところです。ワーグナーはまだまだ敷居が高いですが。」

 

「とにかくオペラはビデオ版から入るべきですね。ベームとウィーン・フィルの動画をどうぞ。とにかく話の筋が荒唐無稽。フレーニの声が愛らしいです。」

 

 

それでは、またいらして下さい。