「武士の献立」を観た。

 

加賀藩の料理方である舟木伝内に見込まれ、舟木家の跡取りの嫁として迎えらえた春と、跡取り息子の安信の話。

 

やっぱり映画はキャスティングだとつくづく思わされた。主役の上戸彩、高良健吾はかつての日活の青春スターとしての配役だと思うが、残念ながら存在感があまりに希薄。西田敏行始め周りの固める俳優陣が何とか観れるレベルを維持している始末始末。

 

主役には「たそがれ清兵衛」の真田広之と宮沢えり、「隠し剣 鬼の爪」の永瀬正敏、松たか子くらいの存在感が欲しかった。

 

⭐️⭐️

 

余談だが、好きなクラシック音楽は過去の作曲家たちの楽譜を元に演奏するわけだが、演奏者が肝心だというのは映画の俳優と通じるものがあるんだと、改めて気づかせてくれたのには感謝。

 

この章終わり。