今回私が体験したことで、皆さんに知っておいていただきたいと思うことがたくさんあったので、ブログに書こうと思います。
家族の身を守るためには、自分で判断して、躊躇せずにしないといけないことがたくさんあるということが、いっぱいあるというお話です。
ことの起こりは5月30日。
娘が三宮へ遠足に行った帰りの事でした。
駅まで車で迎えに行った私に、
「ママ、聞いて。
今日めっちゃ怖かってん。
〇〇ちゃんと喋りながら駅の階段上がってたらな、
突然普通にしゃべれなくなってさ、
こう言いたいって思ってるのにそう言えないっていうか、
らって言いたいのにれって言っちゃうし、
言葉自体が出てこなくなってな、
めっちゃ怖くなったんやけど、
2~3分で普通に戻ってさ。
でもこれやばくない?」
と言い出したんです。
え?今は?何もないの?と聞いたら、
「今は普通。
でもその前に片頭痛が来てさ。
目が見えなくなってロキソニン飲んで、
電車でちょっと寝たら直ったんだけど」
と言うのです。
実は先週末の試合の後(彼女は陸上部でリレー、幅跳び、三段跳に出場しています)、なんかちょっとむち打ちになってるっぽいと言っていたので、私としては危険信号が点灯した感じで。
でもその日はもう遅かったので、何かあったらすぐ連絡してきてと言って、次の日学校に送り出しました。
ただ、どうしてもろれつが回らないとか、うまく話せないとかという症状が気になって、ネットで検索したところ、やはり脳疾患の症状と合致することが多く、救急安心センターに電話してみました。
症状を言って、これはすぐに受信するべきかとお聞きしたところ、
「娘さんはどこにいるの?
今近くにいないなら、学校から帰ってきて、
そばにいる状態でもう一回電話ください。」
と言われて、結局何も対応してもらえませんでした。
まあでもその時は、それもそうかなと思ったのです。
そうしたら15時に娘からLINEが来ました。
「まま、練習中なんだけどなんか視界がおかしい。」
「ふらふらする」
ろれつが回らない。
言葉が出ない。
視野がおかしい。
ふらつく。
これを聞いて、何を想像するでしょうか。
言わずもがなです。
娘にはすぐ練習をやめて、座ってじっとしていなさいと返事をして、すぐまた救急安心センターに連絡しました。
「朝もお電話した者ですが、こういう症状があって(また一から説明する)、今、視野がおかしい、ふらつくと言っているのですが、これは救急車を呼ぶべきですか?」
と聞きました。
応対してくれたのは、朝と多分同じ、そこそこ年配だと思われる男性でした。
「娘さんはどこにいらっしゃいますか?」
「今学校から連絡がありました。」
「では帰ってこられたらもう一度連絡してもらえれば、
看護師と詳しい話を聞きますので。」
「いや、帰ってきたらって・・・・」
「では学校に連絡してこちらに電話してもらってください。」
「いや、だから緊急性があるのかどうかが知りたくて
こちらに電話してるんじゃないですか。」
「だから本人さんがいる状況で聞きますので。」
ここで電話を切ってしまおうかと思ったら、突然そのおじさんが、
「え?あ?はい?あー、ちょっとお待ちください。」
と言ったかと思うと、
「何度もお電話いただいて申し訳ありません。
こちらの責任者とお電話かわらせていただきました。
娘さんの場合、緊急性が高いと思われますので、
今すぐ学校に救急車を要請していただくように
ご連絡お願いします。」
と。
その時のやっと話の分かる人とつながったという安堵と、
やっぱりかというショックの入り混じった感情が、
皆さんにわかっていただけるでしょうか。
救急安心センターというのは、
緊急性があるのかどうか症状に不安があった時に
対応してもらえる場所なわけです。
今時ネットで色々症状を調べれば、
そこそこの情報は手に入ります。
それでなくても娘の症状は
ちょっと考えれば脳に何かある可能性が高いと、
ほとんどの人がわかると思うのです。
でも。
帰ってきたら電話しろと言う。
いや、これ動かしていいの????
なわけです。
彼女は自転車で30分駅まで行った後、
電車とバスを乗り継いでしか帰ってこれません。
脳の疾患が疑われる状態で、
それをさせていいのかという話です。
あ、結果として脳に異常はなかったので、
今この話を書いています。
ただ、本当に異常があったのなら、
その対応でいいんだろうな!!!!!!
と言いたいわけです。
そのあとも、そういうことが多々続きます。