先週は円山教室で化石資料館見学、曹源寺で座禅と絵を描く、の2つのイベントをさせていただき、精神的に大変充実した私、ヨーコ先生です。
化石資料館の館長の先生、曹源寺の住職様、共通して仰っていたことは、こころを落ち着けて、なにも考えないことを大切にすること。
住職様は、こころのお掃除と仰っていましたが、目先のことにとらわれるのではなく、深く呼吸して先のことに目を配るようになれる…ということでしょうか。
この日は、できる子は自分の記憶に目を向けて描いてもらうことをしました(低学年には難しかったですが)。お寺の中で座禅を組んだり、長い廊下を歩いたり、窓の外の緑を見たり、涼しい堂内の空気を感じたりする中で何が残ったのか落ち着いて振り返ることで自分のこころに問いかける経験ができるとおもいます。

今回は円山の地域に特化した企画を実施しましたが、
今、津高でも地域を検証する企画を考えていきたいとおもいます。

これから夏に向けて、時間にも余裕のできるとき、こころを落ち着けて絵を描いたり、手を動かしてものづくりをすることを一層充実させたいですね。

さて、ここからは中学生さんの工作作品発表コーナー~♪
中島さんが半年?近くコツコツ制作していた人面魚がで・き・ま・し・た(^o^)
さっそく、小学生にお披露目しました。
みなさん、どのように感情を表現していいか、戸惑っているようです。何度も言いますが、1回目は経験で2回目からは学習です。
このくらいで固まっていては現代アートの鑑賞はできまへんでぇ!

どーも、固まっているようにも見えます。
もう少し私がなにか口添えしてあげればよかったんですが、今週頭からの夏風邪で鼻水と咳で、情況説明をするので手一杯だったので…(;´д`)ミナサンの感性にお任せすることにしました。



ずーっと吊ってると、すこしなじんできたみたい。
音声ないですが、実際は「スッゲー!」「うわーガイコツこえーー!」と特に男の子盛り上がっていました。

鱗だけでも三時間かかった労作は、高校生文化祭に出したとしても注目を、集める作品になること間違いなしです!


さて
まだあるんです!半年以上は少なくともかかっているこの作品。
へんな図鑑(吉房くん作)。

はい、開くとこれ!
いろんなヘンテコ動物の図鑑だよ。

妖怪にも似た、吉房くんオリジナルのヘン動物。
キャラクター作りが得意な彼。細部まで丁寧に作り込んでいます。

こうして、こどものころに時間を贅沢につかうことで心に安定感が必ずもたらされるとおもいます。

着色もとても丁寧です。
なにより、こどもが好きなことを認めてあげているご家族の姿勢が大切です。
こうしてものづくりを通して未来のビジョンを少しずつ形成している子、アートゼミに増えてます!