岡山県の美術家が多数在籍する岡山県美術家協会が天神山文化プラザで開催中ですが、
今日はアートゼミ代表の高橋昌人先生が作家として自分の作品をギャラリートークでプレゼンテーションしました。

作品は、みなさんアートガーデンで見たことがありますよね。



会場には、新たに今年から会員に参加された、
春芽会の牧良江さんの作品も。
これは東光会という日展系の公募展で賞金が授与されるほどの賞をいただいた作品です。

繊細なマチエールが味わい深い。


同じく春芽会の政廣さんの大作。
とてもよく描きこんであります。


ギャラリートークで元気に手を挙げて質問したり感想を述べる6歳のこどもが!?
実はアートゼミ生徒さん、ゆうちゃん。
これには、他のギャラリーさんたちも思わず満面の笑顔!

昌人先生のギャラリートークにこの日はゆうちゃんファミリーと、ひなせくんとママ、ななみちゃんママ(お子さんはご家族にあずけて)と、スタッフ大塚さん(ももこちゃんママ)がギャラリーとして来てくれたんです。
そして春芽会の皆さまも。


アートforキッズでのギャラリー授業で、作品に積極的にかかわったり、展示について考えたりしたことが、結実してきたと思います!
こんなにたくさんの大人のなかでも臆せずに、しかも作品に敬意をはらいながら素直に思ったことを口に出すことができましたね。
エゴン・シーレ人形で知られる宮崎さんの人形について、「目はどうやって作っているんですか?」と質問。
宮崎さんも「前はガラス玉をいれてたんですが、今は描いてるんですよ。」と、真摯に答えて下さいました。
思わず、ほかの大人の方もいっしょに近づいてみます。(うしろを向いてるのは人形デスカラネ!)
こんな視点持ってるのは、こどもとアーティストだけかも!


この作品は、球体関節人形といって、関節を動かせるバージョンになってるって、ゆうちゃんの質問から作者さんが説明してくださいました!
「さわってごらん」って作者に言ってもらったのはゆうちゃん
が第1号かも!!
宮崎さんに促されてエゴン・シーレ人形と握手してみます。



生きてるんかと思ったら、動かんかった。

服は硬いんかと思った。

プレゼンテーションもレッスンに取り入れてるアートゼミでは、みんなこんな風に素直に感想を述べます(^^)b


こどもの自由な発想や発言をきっかけにおおいに盛り上がったギャラリートーク二時間半。
美術家協会の皆さまの広い心に感謝いたします。

喉も渇いたので、ピロティでコーヒー片手にお話タイム。
ゆるっとした時間を楽しむ心の余裕は子育てにも大切な栄養。