は~い♪ワシ、らくだ先生。
今日は津高台教室の一日をウォッチングするぞ。
これは幼児クラスじゃな。
みんなで大きな絵かいとるぞ!
どうやら潜水艦のようじゃ。

二週続けての制作じゃ。みんなで1枚。これを共同制作という。
これのいいところは、友だちのリズムやテンポを意識しながら、本来は個別の絵画制作ができることじゃ。
ニンゲン、ひとりよりみんなでやると、思いもよらないチカラが引き出されることがあるからな。
絵というと、自我の発露というイメージを持ってる人も多いと思うが、意外とみんな協力したり、フォローしあったりしておる。
こんな小さくても、友だちを助けたい気持ちや楽しさを共有したい気持ちはしっかり育ってるぞ。
ワシら、らくだも見習わんとな。
低学年は静かに絵を描いておった。画像は撮らなんだ。邪魔になったらいけないからな。
こちらは高学年のフェルト帽子つくりじゃ。

男の子も、チクチクチク…とニードル使いもいたについてきた。
ときどきプスッと指に針を突き刺してしまう子もいるが、まあ、気にするな。ヨーコ先生ももう何度も刺してるそうじゃ。ここだけの話ぢゃが。
津高台教室にも油絵クラスがあるのを知っとるか?
中学生と小学校高学年が一緒に学んでおるぞ。

ワシが最近取り寄せた教育関係の機関誌には、小中校連携カリキュラムの研究の話題が載っておった。
よりよい美術教育のためには、こどもの成長に応じて優れたカリキュラムが学年を越えて連携することで、よりよい成果をあげることが必用じゃと思うぞ。

らくだだってらくだなりに考えとるんじゃ。
背中のこぶに入ってるのは水や脂肪だけじゃないぞ。
ケッ。