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(らくだ)昨日のレッスンでは、実際に作品を購入したゆき先生の感想が、みんなの心にあしあとを残したようじゃ。

(ヨーコ先生)じつは昨年はお二人の生徒さんの保護者の方が、わたしヨーコ先生の絵を買ってくださったんですよ。
ゆき先生が言っていましたが、
自分が一生懸命働いて得た大切なお金で絵を買うって初めてだし、贅沢じゃないのかなって思ったけど、もってかえる前日からワクワク、ドキドキして、飾ったあともずっと嬉しさが続いています、という感想でしたね。

私からは、部屋の採光の具合などでいろんな場所にかけかえたり
一枚持つともう一枚ほしくなるものなので、複数手に入れ気分にあわせて掛けかえるなどするとまた一歩進んだ楽しみ方ができますよ、とアドバイスしたんですよ。

(らくだ)
ドイツ出身の思想、経済学者カール・マルクスが、「二回目からが学習である」と行ったそうじゃが、たしかに昨年に引き続き二回目展示したこどもたちは、ゆき先生の感想や、今回の展示の感想も、スッと気持ちに落ちて、しかも前向きな感想を発言してくれておったな。

(ヨーコ先生)
オッ!らくだのくせにカールマルクスなんて、知性あるじゃん。

(らくだ)
ワシのせなかのこぶの中は水だけでなく知性もタップリじゃ。
まぁ、昌人先生のうけうりじゃがな。

(ヨーコ先生)
なるほどね。
それはさておき、大切なお金というキーワード、ちょっと気になります。
お金を払うときは、真剣になるし、買ったら大切に楽しみたいと思いますもんね。

私も他の作家さんの絵や、器を買ったことがありますが、長く手元に置くほど作者の苦労や工夫、人となりが感じられる知的財産だと深く感じますよ。

その辺が、車や服などとはまた異なったアート作品の所以なんでしょうね!

(らくだ)
今回はえらく知性あふれる対話になったの。