去る3月6日は、倉敷市立美術館で川崎医療福祉大学デザイン学科の卒業制作展の最終日でした。
アートゼミでつくられた妖怪達が展示されているのは2階・・・・わくわくしながら会場に。
日曜日ということもあり、会場ではいつものこどもたちとお母さんがたも何人も来ておられました。
さあ、今回大変おせわになった、デザイン学科4回生河合さんの展示コーナーです!!
妖怪達が静かに座っています。感動的な光景です。
後ろにはこどもたちの筆跡を活かしたキャプションもつけられており、妖怪製作者の息遣いを感じさせる、効果的な展示方法でした。
頭が重いので立てるのが大変でしたが、河合おねえさんの協力でみごとにスタンダップ!
力作です。
作品を見ていると、作ったときのことが次々と思い出されて楽しい気持ちになります
医療福祉大学のデザイン学科ですから、福祉、そして人の役に立つアートという地点に立脚しているようです。
バリバリの美大絵画科油画専攻の筆者、じぶんのことしか考えていない制作姿勢がはずかしくなりました
妖怪、というものを通して、こわいとかいやだとか、こどもたちのそんな気持ちを顕在化させて妖怪を作ってもらい、それを老人ホームのお年寄りに見てもらったり、制作風景の動画を見てもらったり
また、お年寄りが作った妖怪のお話のビデオをこどもたちに見てもらい、その感想を書いたもらったものをお年寄りに見てもらったり・・・・そんなすてきなやりとりがこの展示のテーマでした。
こんな素敵なパネル展示もありました。
アートゼミ円山教室での制作風景です。筆者もこの同じ場所にいましたが、何と楽しそうな写真でしょうか
今回このようなすばらしい企画を提案していただいたうえ華々しい場所に作品を展示していただき、
川崎医療福祉大学の関係者の先生方、河合さん、お手伝いに何度も来て下さったおともだちの皆さんにはアートゼミ一同、こどもたちに代わって厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
企画者河合さんの作ったフィギュア展示もありました。子供達はさいしょにこれを20体ほどみせてもらい、ものすごく触発されたようです!!
うれしい余談ですが
これを見て、うらやましくなった他のクラスも妖怪を制作し、今回の展示には間に合いませんでしたが4月に岡山駅地下一番街にて展示の運びになりそうです・・・・やったぁ
※画像は川崎医療福祉大学デザイン学科関係者の方に許可をいただいて撮影しています。通常は美術館では撮影は禁止されています