一ヶ月以上にわたる、大学~小学生連携授業、妖怪フィギュア制作もおわりました。
無事完成した妖怪たちはいまは倉敷は中庄の川崎医療福祉大学の倉庫に大事にしまわれて、
年内のデザイン学科卒業制作学内展、来年3月1日~6日の卒業制作展(倉敷市立美術館)のお披露目まで待機だそうです。
普段は日陰者の妖怪たちも、今回はこどもたちのなかにいろいろなものを残していってくれたようです。
そんな、妖怪フィギュア制作現場のダイジェスト版をいまいちど。
まずはアイデア立ち上げです。
医療福祉大デザイン学科4回生のKさんからプリントの持ち込みとともに説明がありました。
R君はおねえさんに褒められてめっちゃうれしそうですKさんなんだか教生(教員の資格をとるために一定期間学校で実施の授業を行う学生)のせんせいみたいですね。
こんなふうに文章からアイデアを立ち上げます。
ふだん無意識に感じていることを具現化する・・・簡単なようでいざ考えると結構難しい。
さあ、アイデアが出揃いました。 骨組みのアドバイスを受けて制作開始~!!
こんなふうにスケッチを見ながら、最初のイメージからはずれないように気をつけます。
お姉さんはきめ細かく見てゆきます。
無理なんじゃないかな・・・?と思うアイデアにも果敢に挑戦してこどもたちの思いを具現化するお手伝いをします。
月曜日のこの日は男の先生もやってきてくれました。
M先生(学生さん)は何回か来てくれましたがいつもRくんをしっかり見てくれました。
とても気持ちのやさしいRくんはみんなの人気者。
ともすれば友だちから強烈なツッコミも入りつつですが、この日は大学4回生Mさんと一緒に制作を。
けっこう出来上がってきたよ。
工作大好き木曜日男子チーム。
手前は素晴らしい発想をするRくんによるお絵かき妖怪。
画用紙からおさむれえさん(お侍さん)が飛び出してきます。
すごい出来だね。
Hちゃんの、この逆さになっている妖怪は長い舌でりんごを食べるんじゃそーな。
いよいよ出来上がりました。
まとめは、妖怪データです。
重さ・たかさ・ぶんぷ(どこに出没するか)・そのた解説をメモにまとめます。
筆者、間違えて鮫肌太郎って呼んじゃいました。
「違います、小僧です」ってしっかり訂正されました(●´ω`●)ゞ
さて、データその2は作者と妖怪クンの記念撮影です。
男の子って、連帯感を育むのが大得意!なんでしょうね。
一緒に写ろうぜ!って。
玉島の老人ホームのおばあちゃんがつくってくれた「妖怪かみしばい」をみんなで鑑賞します。
ストーリィは
自分に自信がない化け猫が、トカゲ妖怪にしっぽを借りて、それでもまだ自信がもてなくて。
そんな時、自分にしっぽを貸してくれたトカゲ妖怪がしっぽがないのにもかかわらずパワーアップして人間たちを脅かしているのをみて勇気をもらう
そんなおはなし。
真剣にみています。にぎやかなクラスもこのときばかりはシーンとしています。