あついあつい梅雨。


大阪の疲れ(美術館の後は、汚なシュランぽい焼肉屋を探して行脚(〃∇〃))が出たのか、喉のガラガラもやっと快方にむかっている筆者です。



久しぶりの更新、まずは最近のレッスン風景から。


アートゼミこども絵画教室の日記 お日様ごっこではありませんが・・・・

アートゼミこども絵画教室の日記 おおつか先生にもお願いしてみまして

アートゼミこども絵画教室の日記 子供たちにはお顔のサイズがぴったりです。さて、これは?!

アートゼミこども絵画教室の日記 表面がかなり凹凸のある和紙の厚紙です。


これにアクリル絵具を塗り、オリジナル額縁を制作です。制作しているのは幼児クラスです。



アートゼミこども絵画教室の日記 和紙は画用紙と違って水をかなり吸い込むので、水加減を調節しなければいけません。

また、丁寧に筆先を動かさないとすぐにかすれてしまいます。


今回の練習テーマは「指先、筆の動かし方と水の分量の調節」です。



手が写っているのは年中のNくん。


このなかで一番長く通ってくれている彼は、筆の持ち方が群を抜いてきれいです



アートゼミこども絵画教室の日記 こちらでは、津高台チーム高学年。ドラフィギュアを真剣に制作中。




アートゼミこども絵画教室の日記 5月の「子供の森」でのスケッチを貼りだしました。


アートゼミこども絵画教室の日記 この作業に使う道具はねんどべら、彫刻刀、サンドペーパー、アクリル絵具、そして面相筆(細い筆)と幅広く、それぞれの計画性と用具に対する理解と使いこなし要求されます。





アートゼミこども絵画教室の日記 こちらは、やっと完成したコイのクラフト。

立体的に組み立てるのが子供には不可能に近いほど難しいので、アートゼミスタッフ(筆者含む(TωT))で何十個も組み立てました。


さいごにはトランスが入ってきたような組立作業でしたが、組み立ててみると、幼児~小学生までなかなか丁寧な作業ぶりが伺えます。


布テープをうろこの形に一個一個切り取る作業、みんなよくがんばったね~王冠1





アートゼミこども絵画教室の日記 こちらは円山アトリエの玄関。


5月の曹源寺スケッチの展示場になっています。


こうしてみると、やっぱり昨年より明らかに腕を上げています。



アートゼミこども絵画教室の日記 展示は、幼児クラスと小学生が混じってはいますがいずれも奥行きを感じさせる構図で制作されていますね!!



アートゼミこども絵画教室の日記絵のなりたちを理解するには、風景画は格好の教材といえるでしょう。


構図、配色、色の塗り方の強弱・・・どれを強くするかにより、表現できることが変わってきます。


それを自分の作品で確かめることが出来る!



アートゼミこども絵画教室の日記 右下は年中のS君の絵。力強い構図です!

アートゼミこども絵画教室の日記 一本の木でもこれだけ色々な着眼点と表現方法があります。


クレパスだとごまかしがきかないぶん、伝える力は強いのではと思います。



アートゼミこども絵画教室の日記 門とそのむこうにも着眼しているね。





アートゼミこども絵画教室の日記 下段、右から二番目は小3のY君。木の幹を上下ぶった切った大胆な構図。偶然かもしれないですが大成功です。


背景は緑に塗ったのではなくて、緑の色画用紙を塗り残しているのですが、まるで塗ったようにも見えます。



アートゼミこども絵画教室の日記

可能性を感じる作品がたくさんです!アートゼミこども絵画教室の日記






アートゼミこども絵画教室の日記 さて、こちらは海の絵コンクールの賞品です。

素敵な文房具と、エプロンのおまけつきドキドキこれからもがんばってね。


右のピンクのロボット君は中2のT君作成。


お名前募集中・・・でした。後日発表しますね。






アートゼミこども絵画教室の日記 これは、社会人のAさんがお家でも制作した油絵!!!


写真を参考に描いたのですが・・・写真のようです!!!!


6年くらいのブランクを一気に埋める集中力です。目あまりすばらしいのでアップさせていただきました。





アートゼミこども絵画教室の日記 場面変わって、月曜日高学年クラスは昌人先生担当です。


この日は住友生命こども絵画コンクールhttp://www.sumitomolife.co.jp/kodomo/ の応募作品制作にあたって、まずは絵画鑑賞してもらいながら発想の方法を説明します。



きょうはルノアールとシャガール見てもらい、導入。



真剣に話を聴くこどもたち。それもそのはず。昌人先生は大学で芸術学を講義しますから、美術史や現代美術が専門。


豊富な知識に支えられた話はこどもにもわかりやすいはずです。






アートゼミこども絵画教室の日記 先週日曜日は奉還町の国際交流会館で、瀬戸内国際芸術祭のシンポジウムが開催されました。筆者、行ってまいりました。



参加者は キュレーター長谷川祐子、建築家妹島和世、ディレクター北川フラム、美術家柳幸典(敬称略)でした。



アートゼミこども絵画教室の日記

アートゼミこども絵画教室の日記 200名の定員がいっぱいの会場。ここから瀬戸内国際芸術祭の幕が切って落とされます。



美術家や建築家、キュレーター(学芸員とも)が力を合わせ新しいアートを表現していく可能性を語り合うシンポジウム、


興味深かったのは犬島のベネッセの施設「精錬所」(筆者が、予約制を知らなくて入れなかったところですガーン

のインスタレーションを制作した柳さんの談話。



テートモダン(イギリスの美術館)http://www.tate.org.uk/modern/ だったと思うのですが(うろ覚えですみません)、

そこに、たくさんの旗の絵のあいだにプラスチック管をわたし、そのなかに蟻を歩かせる作品を作ったところ、動物愛護団体から抗議され、世界の美術館で展示させてもらえる権利をせっかくゲットしたのに水泡に帰した・・・という悲しいおはなし。



実は、その横にダミアン・ハーストhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88 の作品(動物を真っ二つに切ってホルマリンに漬けてある)

展示がすぐ横であり、前日から入れられた大量のホルマリンによって、柳さんのアリさんが翌朝、ピクピクしていた・・・・というのが真相だそうで、とんだとばっちりだったという(T▽T;)アート泣き笑いバナシでありました・・・。