アートゼミは九月にこどもアートプロジェクトさんのスタジオにお邪魔し、
大人の背丈(筆者くらい)ほどの舞台美術制作WS(ワークショップ)を行いました。
それから2か月
アートゼミ円山本部や津高台教室では
舞台でこどもたちが使うホビーホース(体にはめる馬の人形)や
森の場面に使う大木の葉っぱ550枚余りをほぼ全員のこどもたちと一部のお母様方の力を合せて制作しました。
アートゼミとしては(会員の皆さんも)初めての経験でした。舞台とコラボだなんて…!
とにかくいつも制作しているスケールと比べて“デカい”ので
制作しながらも常に“舞台映えするのだろうか…(ΘoΘ;)”と一抹の不安を抱えておりました。
が、今日はそのお披露目、本番っ!!
その不安は杞憂となり、感動へとなりました。あーよかった!
アートゼミに置いていた動かないオブジェだったホビーホースは
こどもたちによって命を吹き込まれ、生き生きとピョンピョン飛び跳ねます。
550枚の葉っぱは様々な角度からライトを当てられ、
あるときはゴシック調の岩肌のように
またある時は闇に浮かぶ不思議な物体のような存在感を見せます。
そして大きな花は、舞台場面の約3分の2以上の時間大活躍…
舞台写真が今すぐお見せ出来ないのが残念ですが、
総合芸術といわれる舞台美術に参加させていただき、感動を皆さんと分かちあえることが出来て大変光栄な心地でした。
そして実は、
舞台の袖にはお馴染みの人影が…
リズミックアート音楽担当の赤田晃一さんが音響を担当されていたのでした。
普通のミュージシャンではありえないような幅広い活動をしていらっしゃる赤田さんは
一昨年のこどもアート公演「Ozの魔法使い」では何とオズ役を演じています。
すごいですね!
プログラムに拠ると
撮影は“犬島時間”主宰の映像作家、青地大輔さん
チラシデザインは現代アーティスト清水直人さん
リュート奏者
リコーダー奏者
ドラム奏者
ダンス指導先生
アーリーダンスクラブの方…
実に様々な異ジャンルのプロが参画されています。
大人が本気でこどもミュージカルを盛り上げる。
アートゼミと音楽の赤田晃一さんが毎年開催しているリズミックアートにもその理念はつながるかもしれませんね。