発見!ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」 | 新書野郎

発見!ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」

発見! ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」 (講談社プラスアルファ新書)発見! ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」 (講談社プラスアルファ新書)
デュラン れい子

講談社 2010-10-21
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+@新書でもう第4弾になるのか。要は海外在住日本人が日本称揚本を書けば売れるということなんだから、新書界も一斉に右に倣えすれば良いのだが、思いのほか、それほど多くない様な気もする。まあ「国家の品格」もその系譜というか嚆矢ではあるのだが、友人のイタリア人が、知人のフランス人がといった検証不可能な発言を根拠にした言説ばかりだと、+@新書とか、ベスト新書のキワモノ系でないと難しいか。+@新書は米国編も「日本人のマネをしている」の2冊めが出たけど、英国在住に書かせたヤツは英国礼賛日本批判一辺倒だったから、さすがに続編は出ていない。結局、見下されていると思っていた国が実は日本を高く評価しているというパターンが宜しいのだろうが、それこそ、中国とか韓国の出番ではないのかな。実際に中韓でも日本を評価している人は多いから、その路線で書けないこともないのだが、なぜか、現地から日本を見るという視点のものがなくて、一方的に日本人は中国人、韓国人を理解しなくてはならないといった高飛車のものばかりなのはなぜだろう。