実録・日米金融交渉 | 新書野郎

実録・日米金融交渉

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元日銀とか銀行マンとかが金融小説で作家デビューするケースは何件かあるのだが、この著者は元大蔵官僚で「プラザ合意」の当事者だった人らしい。その小説は読んでないのでどんなものか分からんのだが、ドル崩壊を予言していたそうで、この本では1ドル60円説まで唱えている。プラザ合意が日本の「マネー敗戦」の序曲であったことは今では定説なのだが、それに対する自責の念がある訳でもなく、ただひたすら米国陰謀説を展開し、日本属国説を強調するので、これも官僚によくあるにわか譲国派の匂いもする。今になって自分だけが正義の味方の様な顔をしても、官僚が感情で動いていては始まらない。中国は日本を反面教師とする決定を下した様だが、ドル崩壊が決定するのは円と元が手を組むときかもね。
★★