アメリカ世界を読む | 新書野郎

アメリカ世界を読む

アメリカ世界を読む (創成社新書)アメリカ世界を読む (創成社新書)

創成社 2009-09-10
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創成社新書はようやく今頃になってオバマ本か。メジャー各社とマトモに張り合っても埋没するだけだから、わざと時期をずらしたのかもしれないけど、相変わらず書店では見かけない。「中華世界を読む」はまだ出ていないのだろうか。中身はオバマ政権紹介と宗教、アメリカ史の三本立て。どれも定番なのだが、アメリカの歴史と社会を紐解けばオバマ大統領の誕生がどれだけ革命的なことかと分かるという仕掛け。たしかに就任前は暗殺説も根強かったのだが、いざスタートしてみれば、一夜にして世界が変わるなんてことはまるでなく、鳩山政権もそうだが、それが歴史的な政権交代であっても、成熟した国家では政権交代時に大きな混乱などは起きないというものである。ブッシュはクツを投げられる心配がない日本シリーズの始球式ぐらいしか海外では出番が無いが、これが他所の国だったら、前大統領たるブッシュは今頃法廷に立たされていることだろう。しかし、ピノチェトが引退後にイギリスに入って捕まった様に、戦争犯罪人として訴追されるとブッシュも他国で拘束されることなんてことがあるのかな。セルビアみたいにオバマがブッシュを差し出すなんてことはないだろうけど、江沢民は引退後にあまり外遊をしていないみたいだね。
★★