ドキュメント アメリカの金権政治 | 新書野郎

ドキュメント アメリカの金権政治

ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書)ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書)
軽部 謙介

岩波書店 2009-03
売り上げランキング : 29164

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


岩波もなんなら「ルポ 金権政治大国アメリカ」というタイトルにでもすれば良かったんじゃないのとも思うのだが、さすが岩波は他の新興新書みたいに節操の無いことはしない。「ドキュメント」としたのも、その辺の事情があったのだろう。オバマ本も今のところ出していない様だし、選挙の切り口が金権政治というのも岩波らしい。とはいえ、これは別に党派性がみられるものでもなく、時事通信のニューヨーク総局長(時事の総局はNYか)の著者が追っかけたロビイストに関する話。最近、駐日大使が論功行賞で決まったが、オバマの集金法なども遠巻きに批判している。自称、日本で唯一の公認ロビイストが書いた本なども前に読んだが、やはり虚業に付き物の胡散臭さというのがロビイストの本質なのかもしれない。実際には暗躍しているのは報告が義務付けられない「非公認」の方らしい。イヤマーク議員という言葉は知らなかったが、これは丸っきり日本の土建屋議員と一緒ではないか。まあ政治というのはどこでも大した違いはないのだろうが、アメリカで選挙公費制を主張する人は少数に留まるとのこと。
★★