英語がうまくなる人、ならない人 | 新書野郎

英語がうまくなる人、ならない人

英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)英語がうまくなる人、ならない人 (生活人新書)
田村 明子

日本放送出版協会 2008-10
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これだけ版元が乱立しても、永遠にネタが尽きることが無い新書界だが、その中でも「英語」は、数字が読めるテーマらしい。テレビ局の「温泉」ではないが、定期的に打ち込んでおけば、大当たりも無いが、大コケもない様だ。新書の想定読者は通勤中に読むサラリーマン(実際はそれほど多くないと思う)らしいから、一冊読んで、勉強した気になれるという意味での「英語もの」が定番になるのは当然であろう。後発のNHK新書は英語に熱心な方なのだが、これは、この前読んだNYグルメの新書の著者か。通訳も止めたとのことで、本人が英語教育とか、語学関係の仕事についている訳ではないのだが、在米20年ということで、日本人の英語には一家言ある様だ。その中身はわりとオーソドックスなものだが、辞書を引きなさい派であった。辞書は引くな派も最近は台頭してきているが、英語より日本語、文法丸覚え、日本人発音でOK、積極コミュニケーション、反日本人群れといったところは、従来の多数説と一緒か。最強の語学習得法とも言われる国際恋愛については否定的な見方。日本人女性とつきあいたい米人男は、口うるさい米人女を相手に出来ない口数の少ない奴が多く、イメージ通りの濃密なコミュニケーションなど期待でいないとのこと。この辺は「経験者は語る」といったところであろう。結局、ヤマとある語学習得法で誰も否定できないのは「必要性」の有無ということだろうね。