韓国人を愛せますか? | 新書野郎

韓国人を愛せますか?

韓国人を愛せますか? (講談社+α新書 382-1C)韓国人を愛せますか? (講談社+α新書 382-1C)
朴 チョンヒョン

講談社 2008-01-24
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+α新書は新書を更にマイルドにしたヤツだし、過去の分からみてもロクなもんじゃないということは分かってたのだが、これもなんか居酒屋談義みたいな本。例によって、日本人はホンネとタテマエだとか、冷たい日本人に対して、熱い韓国人みたいな、韓国人の日本人に対するステレオタイプが満載で、何年住んでも、そうしたものから抜け出せないもんなんだなという気がした。もっとも、著者はそれでメシを食っているから致し方ない部分はあるのだけど、始めに結論ありで、とって付けた様な事例を示されても、陳腐なものになるだけ。どうしても、日本人と韓国人がどっちが優れているか決着を付けたいみたいだけど、国民性とか文化にそんな優越をつけても意味ないんじゃないかな。むしろそこが韓国人の限界である様にも思えるし、韓国人に理解される為に自分を変えるというのは愚かなこと。だから著者も自分を日本人に合わす必要はないのだが、飛ばしすぎたのかと思ったのか、後半は韓国社会の問題点みたいなことも書いている。それもまあ表面的なものに過ぎないけど、一番、韓国人らしいのはカバーの地図かな。この寸法ってすごく意図的ではあるが、韓国で使われているものなのだろう。地理学専攻という著者が選んだのでなければ、版元の皮肉か。