ベトナム株
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著者は「株式会社ベトナム アドバンテスト コンサルティング代表取締役」とある。要はベトナムコンサル屋なのだが、自分は株の専門家ではないと言う。別に株の専門家じゃない輩が株の本を出してはいけないという法はないし、実際は素人が出している株の本の方が多いと思うのだが、これは新書にしても薄っぺら過ぎやしないか。上場銘柄が200というから、その全銘柄のデータを載せているのだが、本文は駅3つくらいで読んでしまった。まあ名刺代わりみたいなもんと言えばそれまでか。執筆してからも刻々と情勢が変化してべトナム市場は日々成長しているなんてことも書いているのだが、最近はベトナムがヤバいという話しか聞こえてこない。外国人の口座は2000くらいしかなくて、そのうち半分が日本。韓国は20、アメリカも20と少ないのだが、中国も無いな。口座開設は韓国人より日本人が優遇されているとのことだが、そんなことがあるんかいな。やはり「旧敵国」には厳しいということなのだろうか。著者も商売だから、ベトナム人はマジメ、手先が器用。チャイナプラスワンに最適などと例の如くベトナムを持ち上げているけど、どうもベトナム推進派の言葉がいつも同じなのは気になる。柘植とか門倉の本を参考文献にしているみたいだけど、現地派も本当に同意見か?著者は学生の頃に、ひとりでひっそり「ラ・マン」を観にいったことがベトナムにのめりこむきっかけになったのだという。「青いパパイヤの香り」とか、はては「無人の野」を観たことが、きっかけとか言い出さないのは正直で宜しいとは思うのだが。
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