二十世紀フランス小説
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文庫クセジュのフランス小説指南ということで、当然ながらフランス語読者を対象としたもの。概説書としては良く出来てるんだろうが、小説を全く読まない人間に前提となるフランス小説の知識がある訳もなく、天気もいいし、外で読んだら、しばし寝入ってしまった。訳者もその辺を考慮して、原文にない注釈を入れることに努めたのことだが、その分、訳文の方も、もっと親切にしてくれないかなとも思った。プルースト、カミュ、サルトル、サガン、デュラスといったとことは、何となく概観がつかめるのだが、ゴンクール賞作家も知らん人が多いなあ。まあ、知らん私が悪いことは確かなのだが、フランスでも小説は斜陽なのだという。さすがにあちらはケータイ小説なるものは隆盛していない様だが、推理小説とかは、俗っぽいものは番外だそうだ。「フランス語小説」と「フランス小説」の意味の違いはよく分からんのだが、フランス人にとっては皮膚感覚で分かることなのだろう。ミラン・クンデラなどはあくまで「フランス語の小説」ということなのだろうか。
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