世界を動かす人脈  | 新書野郎

世界を動かす人脈 

世界を動かす人脈 (講談社現代新書 1927)世界を動かす人脈 (講談社現代新書 1927)
中田 安彦

講談社 2008-02
売り上げランキング : 8290

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


この著者は副島隆彦の研究所所属という人らしい。となると、反米、陰謀論のオンパレードかと思いきや、師匠ほど飛ばしてはいない感じ。新書という制約もあったのだろうが、ご丁寧に陰謀史観はとらないと、最初に断っていたりする。講談社新書は関岡英之も出しているのだが、原田武夫はまだ出していなかったかな。こういう虚業界の皆さんが、どれだけ実業界の「奥の院」にアクセスできるのかは知らんが、こういう人たちって意外と、「奥の院」に飼われてたり、動かされたりするものなのかもしれない。「世界政府」なんてものもが、さも存在する風に思わせといて、その真偽を勝手に論じられていた方が都合が良いところがあるのかもしれない。この本で著者がキーワードとして上げているのが「ビルダーバーグ」。ロックフェラーが日本人も参加指せようとしたら、欧州側が猛烈に反対し、ロックフェラーが代わりに立ち上げたのが「三極委員会」だという。その三極委員会がカーター政権の生みの親だとしているのだが、となると、三極委員会はビルダーバーグを上回る権力を保持している様にもみえる。いずれにしても、こういう本を出す人は消されてこそホンモノだと言えるのかしれん。
★★