金正日の愛と地獄  | 新書野郎

金正日の愛と地獄 




エリオット J.シマ
金正日の愛と地獄

エリオットJ.シマというのもよく分からんが、金正日ものは結局、イロモノが定石なのだろう。エンターテイメントとしても、スクープドキュメントとしても、分析レポートとしても、お好きなようにとのことだが、まあエンターテイメントが妥当などころか。将軍様関係では、経歴詐称に触れるのが定番なのだけど、素性を明らかにしないエリオットJ.シマも怪しさでは似た者同志だから、その辺を突っ込むような野暮なことはしない。まあ巷の北朝鮮本を「分析」して、まとめた以上のものではないのだけど、「スクープドキュメント」は、将軍様が首領様の棺桶を運ぶ際、豪雨で棺桶が滑り落ち、棺桶の蓋が開いて首領様の顔が覗け、一堂凍りついたという話か。韓国の東スポ辺りに載っていたのかもしれない。ミサイル発射を中止させたかったら、胡錦濤が直接来て将軍様にお願いすればいいじゃないかと北の高官が言って、中国政府関係者が激怒したというのも、韓国リークっぽいな。金正日が中国に嫌悪感を持っているのは東北工程が原因だとか言ってるけど、これは完全に韓国が流した情報(というかネタ)であることはすぐ分かる。まあ、金大中に次いで、小泉もホイホイ呼ばれて来てしまったんだから、胡錦濤を出せというのも連中にとっては自然なことなのかもしれない。ブッシュも呼びつけようとあれこれ画策している様だが、さすがに米中は「大国」の論理だ。そんなこんなの「内部情報」は外部機関が作って流しているものが多いらしい。なんだエリオットJ.シマも分かってんじゃないか。