現代アメリカのキーワード  | 新書野郎

現代アメリカのキーワード 



矢口 祐人, 吉原 真里
現代アメリカのキーワード

新書版の「知るためのシリーズ」みたいなヤツなんだけど、これは81章もあって、しかも横書き。よく語学もの新書なんかで横書きがあるが、横文字はイチイチ拾わないタチなので、やっぱ読みにくい。編者のお二方は半分アメリカ人みたいな人らしいが、今後は和英混合できる横書きは、パソコンとかケータイに留まらなくなって行くんだろうと思う。面白いと思ったのは頁の端にずらっとジャンル表が縦に入っており、それが辞書の区分けみたいになっていること。例えば「グラウンド・ゼロ」だと経済、政治、芸術?、戦争&平和といったジャンルが白抜きで、複数のジャンルに跨がっている。ジャンル順に分類されている訳ではなくABC順だが、パラパラめくってお目当てのジャンルのものを読むことができるという体裁。よく知らんのだけど、こういうスタイルもアメリカ式なのかもしれない。執筆者も相当な数になる様で、アメリカ人?の文を翻訳したものものも多々。編者はその傾向としてアメリカ社会を痛烈に批判したものが多いと書いているが、何が痛烈な批判なのか正直言って分からん。単に必要事項として問題点を指摘しただけの様な気もするが、アメリカ育ちの人にとっては、批判に思えるのだろうか。ちなみにミッシェル・ウィーやヤオ・ミンは絶賛されているが、イチローの項はなく、日本人(日系)で唯一、選ばれているのは「村上隆のアメリカ進出」。
★★