映画から見えてくるアジア | 新書野郎

映画から見えてくるアジア

著者: 佐藤 忠男
タイトル: 映画から見えてくるアジア
著者はアジア映画といえば、この人という程の映画評論家の大御所。この題材では過去に何度も書いていていて、既出の話も多いのだが、アジアと映画に対するこの人の深い愛情は本当に素晴らしい。イラン人の涙の話などは、何度読んでもイイ話だ。後半ではアジア映画の歴史とは切り離せない検閲制度の話になるが、検閲制度も逆説的ではあるが、映画を構成する重要な要素であるカセの一つであったと見れば、必ずしも全面否定すべきものではないだろう。
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