「ぼんやり生きてはもったいない」 を図書館から借りてきました![]()
このタイトル、私にぴったり~~(笑)
さて、読み進めるうち 逆境に強くなる! という章 が印象に残りました。
以前読んだエッセイに、子供のころ、家が貧しく
制服以外の服は洋服ダンスの引き出しをあけてもなかった・・
と書かれていたと記憶しています。
東大も予備校にも通わずに自宅で1人で勉強して合格した・・という才女・・
の言葉ですから、耳を傾けて みましょう![]()
以下引用です
最近のできごとは、母の死、自分の病気、入院かな。でも順序からして
親を送るのは子のつとめ(逆だったら、そっちの方がたいへん)
病気だって、私のような手術を要するものではなくても
アトピーなどつらい症状を抱えている人は、たくさんいる。
要するに、どれもこれもが、人がふつうに生きていく上で遭遇するであろう
課題の範囲内におさまっている。
・・・大人ですね・・・そして、日ごろからの発想を箇条書きしてくださっています。
ところどころ、略しますが、ご紹介してみます。
1 自分だけに「特別」なことと思わない
悲しみはほんものでも、同時にそれは「よくあること」だと思うこと。多くの人が共通に
行き当たり、乗り越えていくことだと認識する「普遍化」のプロセスが、立ち直りへの第一歩。
2 自分で決めたことだから
仕事の選択において
親に強いられ、とか、人を気にしてだったら、その方が精神衛生に悪かった。
「自己決定、自己責任」の原則で行けば、結果がどうあれ、割り切りがつく。
3 ユーモアを忘れない
オーストリアの精神科医にして思想家のフランクルは言った。
深刻な時ほど笑いが必要。
ユーモアは、自己維持のための闘いにおける武器である。
(・・・ここで、なんと、手術後のお姿など、披露されて笑わせてくださる・・スバラシイ・・)
視点をずらして、客観化すれば、どんなところにもおかしみがある。
それをみつけることをフランクルは 「自己距離化」 と呼んでいる。
4 「分割式」でとらえよう
困難な状況に直面したとき、全体をひとまとまりでとらえると、とてつもなく大きく思われ
パニックになりがちだ。そんなときは、部分に分ける。
まず、量的な分け方。
「原稿用紙300枚」と言われると とてもとてもと思うが
「30枚を10本か」ととらえなおせば、できそう・・・
質的な分割
自分で変えられないことと 変えられるものとを分ける。
前者については、考えの対象からはずす。
・・・・病気になった、そのことは変えられない。なので「なぜ?」
「私の何がいけないというの?」などと思い煩うのは時間とエネルギーの空費。
でも病とどう付き合っていくかについては、コントロールできる。
5 心の「遠近法」を使い分ける
目先のことしか考えない
明日がどうあれ、わたしにできるのは、今日は今日で目の前にある仕事を
昨日までと同じ姿勢で続けること。それしかない。その積み重ねが、もしかすると
将来を変えることにつながるかも知れないのだ。
長いスパンでとらえた方が、気が楽になることもある。
「3日間のがまんだ。」「人生のうちの3日間なんて、どうってことないさ。」
・・・心の遠近法とでもいうべきものを、ときに応じて、うまく使い分けよう。
6 自分の不機嫌に無関心でいる
フランクルもそうだけれど、私が座右の銘とする言葉を言った人が何人かいる。
フランスの哲学者アランも、そのひとり。彼のいうには「幸福の秘訣のひとつは
自分自身の不機嫌に無関心でいること。」
私も、ときに落ち込むこともある。
いつまでも続くようなら、原因を探る必要があるが
人の機嫌なんて、その日の天気、体調など、ささいなことに左右される。
いちいち気にしていては、身が持たない。
最善の策は、しばらく放っておいてみる、こと。
多くの神経症疾患者を治癒に導いた森田正馬は「感情の法則」を唱えている。
感情はそれに注意を集中すればするほど強くなるが、自然のままにしておけば
ひと上りした後、下り、やがてはおさまる、と。
7 他人の意志はコントロールできない
ストレスフルな状況ではあるが、相手にはこちらの言葉や行動を
どのようにでも受け止める「自由」があること
「こう思え」と命ずることはできないことを、心しておかないと。
理解を求める努力をしたら、後は、自分の信ずるところを行うほかないのである。
以上が岸本さんの7カ条です。
教えていただいたことが、いくつかありました。
どこかで、参考になれば・・と思いました。