エピソード 1


受験が終わったら、好きな本を買い込んで

思いきり読みたいというのがつねづねの口癖だった娘。

うんうん・・


で、「丸の内にある丸善」に行きたいとずっと言ってた。

うんうん・・


頭の中の私の絵には

娘と一緒に本屋に行く図である。当然。

私もそこは、好きな場所。



「え?ママはいいよ。

 本屋は一人で好きに見て回りたいでしょ。」


「・・・・・??」



エピソード 2


大学遠いね~~

部屋借りなきゃ、無理かな・・・


「こういうのんびりした所で暮らしてみるのもいいかもね

 パパは夕飯いらないし、土日だけ、横浜に帰って・・・」


ママはいらないよ。」


「!!」


「一人暮らししてみたい。」


・・ ・・・ ??


頭のスイッチを切り替えるのに時間がかかるぞ、こりゃ。


だって、この前、幼稚園のバスに乗り込むときに

ママと離れられなくて、泣いてたじゃない・・・

と心の中で思う。

だけど、それは、もう ずっと前なんだ。幼稚園なんて・・


そういえば、この前、横浜に一緒にでかけたとき

あまりの混雑に、手を引っ張ってくれたのは 娘のほうだったのだ・・

いつのまにか、お荷物になりつつあるのか?わたし?


そうか・・・


子離れしなきゃ、あかんなぁ~~

子育ての最終目標は自立させること なんて言いつつ

私が自立できてないぞ。

ああ・・


主人が帰宅した。

「部屋をさがさないといけないかも・・・」


「何言ってるんだ。ひとりぐらしなんて、させられないよ。」


とりつくしまがなかった。

なぜか、ほっとする。


「パパがダメだってさ~~

 まぁ、おいおい考えようよ。とりあえず、自宅から通いなさいね。」


「ふ~ん・・」 娘は抗議しないで、あいまいな顔をしている。

やれやれ。


だけど、本気で私、また新しい生き方探さないといけないんだ。

女性の生き方は、時代の流れで大きく変化した。

母の生き方も娘の生き方も私の世代とは違うのだ。

やっぱり、味方は同世代の同性かしらん?

これからが、人生本番かもね・・