『 はずかしいわ
 わたし、知っているのに
 わたしなんかより
 よっぽどつらいこと乗り越えて
 ジェレミーのように
 強く生きてる人がたくさんいるって

 でも、わたしはどうしたらいいかわからない
 ちっぽけで弱くて
 でも 生きていかなきゃならなくて 』


『 ね ハルカ
 あせらずいこうよ
 いいことばかりじゃないけど
 ―― でも

 明日やさしい人に会えるかもしれないし
 明日はもっと
 やさしい人になれるかもしれないでしょう?!

 そういう希望っていうのは
 生きてる限り明日の中にあり続けるんだから そりゃ
 ちっぽけな希望かもしれないけど
 でも・・・ だから
 どんなになったって
 生きてけそうな気がしない?』


  「浪漫ティック・雪」  水樹和佳