6.卒業
井上の家で。
井上の家に着いた。まだ誰も来ていないようだった。

井上「今日は家に誰もいないんだ。まああがれよ。」

幸香は井上に薦められるまま、井上の部屋まで入った。

男子の部屋に入るのは小学校以来だなと思った。

幸香は興味深深で井上の部屋を見回していた。

しばらく待っていたが誰もこない。

幸香「みんな遅いね。」

井上は立ち上がって幸香の側に来た。

井上「今日は誰もこねーよ。」

幸香「え?」

井上「誰も誘ってないから誰もこねーの。」

幸香は井上の言っている意味が解らなくて戸惑った。

井上は、いきなり幸香を押し倒してキスをした。

幸香は驚いて、井上を突き飛ばして起き上がった。

幸香「何するの?!」

井上は何も言わずまた幸香を押し倒して幸香の胸を服の上から掴み、無理やりキスをした。

井上は幸香の両腕を押さえつけ、幸香に馬乗りになって言った。

井上「お前、俺とやりたいだろ?」

幸香は顔をグシャグシャにして泣きながら

幸香「こんなことする井上君なんか大嫌い」と言って井上の腕に噛み付いた。

井上が一瞬ひるんだすきに、幸香は井上から逃げ出した。

井上「ふざけんな!俺みたいないい男が抱いてやるっていうんだぞ。ありがたいと思え。お前、ちょっとくらい可愛くなってきたからってのぼせんなよ!お前は土台がブスなんだよ!ブスの癖に人選んでんじゃねーよ!!」

井上の怒鳴り声を後ろに幸香は泣きながら井上の家を飛び出したのだった。


< 25 >